音楽・コンサート・舞台

2025年5月15日 (木)

2025年コンサート予定 その6 2025セイジ・オザワ 松本フェスティバル

Photo_202505152108015月14日、2025セイジ・オザワ 松本フェスティバルの全プログラムが発表されました。
当初予定していた「サイトウ・キネン・オーケストラ 東京特別公演」(2025年9月1日(月))が諸般の事情で中止となり、それに伴って「オーケストラ コンサート Bプログラム」の日程が変更されました。
今年は以下の4公演のチケットを購入予定でスケジュール調整中です。

2025セイジ・オザワ 松本フェスティバル

ふれあいコンサートⅠ
8月16日(土)開演 15:00 松本市音楽文化ホール(ザ・ハーモニーホール)

ブラームス:クラリネット三重奏曲 イ短調 Op.114
 クラリネット:ジー・リー
 チェロ:辻本 玲
 ピアノ:加藤 洋之

ショスタコーヴィチ:2つのヴァイオリンとピアノのための5つの小品
 ヴァイオリン:竹澤 恭子、滝 千春
 ピアノ:加藤 洋之

チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲 イ短調 「偉大な芸術家の思い出に」 Op.50
 ヴァイオリン:竹澤 恭子
 チェロ:辻本 玲
 ピアノ:加藤 洋之

オーケストラ コンサート Aプログラム
8月23日(土) 開演 15:00 キッセイ文化ホール(長野県松本文化会館)

シチェドリン:管弦楽のための協奏曲 第1番  「お茶目なチャストゥーシュカ」
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 Op.77 *
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 ニ短調 Op.47
 ヴァイオリン:樫本 大進 *
 指揮:アレクサンダー・ソディ
 管弦楽:サイトウ・キネン・オーケストラ

ふれあいコンサート II ~樫本大進を迎えて~
8月25日(月)開演 18:00 松本市音楽文化ホール(ザ・ハーモニーホール)

ヴォーン=ウィリアムズ:幻想的五重奏曲
 ヴァイオリン:樫本 大進、双紙 正哉
 ヴィオラ:川本 嘉子、村松 龍
 チェロ:趙 靜

ブルッフ:弦楽八重奏曲 変ロ長調(遺作)
 ヴァイオリン:矢部 達哉、田島 高宏、大宮 臨太郎、樫本 大進
 ヴィオラ:篠﨑 友美、村松 龍
 チェロ:趙 靜
 コントラバス:池松 宏

ウェーベルン:弦楽四重奏のための緩徐楽章 Op.28
 ヴァイオリン:豊嶋 泰嗣、樫本 大進
 ヴィオラ:篠﨑 友美
 チェロ:趙 靜

シェーンベルク:浄められた夜 Op.4
 ヴァイオリン:樫本 大進、豊嶋 泰嗣
 ヴィオラ:川本 嘉子、横溝 耕一
 チェロ:趙 靜、佐藤 晴真

オーケストラ コンサート Bプログラム─小澤征爾生誕90年を祝う─
8月31日(日) 開演15:00 キッセイ文化ホール(長野県松本文化会館)

マーラー:交響曲第2番 ハ短調 「復活」
 ソプラノ:アレクサンドラ・ザモイスカ
 メゾ・ソプラノ:藤村 実穂子
 合唱:OMF合唱団、東京オペラシンガーズ
 指揮:クリストフ・エッシェンバッハ 
 管弦楽:サイトウ・キネン・オーケストラ

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2025年5月 3日 (土)

開館25周年 春の特別企画 久元祐子ピアノ・リサイタル ~ベートーヴェン ピアノ・ソナタ全曲演奏会 Vol.3~ あづみ野コンサートホール

Photo_202505030735015月3日(土・祝) 開演14:00 あづみ野コンサートホール

ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第2番 イ長調 Op.2-2
Img_18832ピアノ・ソナタ第7番 二長調 Op.10-3
ピアノ・ソナタ第11番 変ロ長調 Op.22
ピアノ・ソナタ第12番 変イ長調 Op.26「葬送」
アンコール
ベートーヴェン:
バガテル「エリーゼのために」 WoO 59
7つのバガテル 第3番 Op.33-3 ヘ長調
シューベルト:クーペルヴィーザー・ワルツ 変ト長調
ヨハン・シュトラウス:ウィンナ・ワルツ「酒、女、歌」

 ピアノ:久元 祐子

あづみ野コンサートホール横の田んぼにも田植え前の水が張られ、安曇野も春本番をむかえました。
久元裕子さんは、あづみ野コンサートホール開館2年目の2002年3月の初公演から、今回で通算27回目の最多出演者で、2027年のベートーベン没後200年という節目を見据えて、ベーゼンドルファー・アーティストの久元祐子さんの、ベーゼンドルファー model 225によるピアノ・ソナタ全32曲によるリサイタルシリーズを2023年から行っていて今回は3回目の演奏会です。
今回は、ベートーベンの20歳代から30歳代前半の若きベートーベンの様々な工夫をのある曲目で、楽曲に対する理解度や演奏技術に裏打ちされた素敵な演奏を聴くことができました。
なお、2回目の演奏会は、昨年8月18日(日)の「セイジ・オザワ松本フェスティバル ふれあいコンサート II」と重なり聴くことができませんでした。

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2025年4月27日 (日)

NHK交響楽団 第2036回 定期公演Aプログラム ― N響ヨーロッパ公演2025 プログラム ― NHKホール

Nhk_20250426140401 4月27日(日) 開演14:00 NHKホール

マーラー:交響曲第3番 ニ短調

 メゾ・ソプラノ:オレシア・ペトロヴァ
 女声合唱:東京オペラシンガーズ
 児童合唱:NHK東京児童合唱団
 指揮:ファビオ・ルイージ
 管弦楽:NHK交響楽団

1920年、1995年以来史上3回目となるマーラー・フェスティバル2025は、5月9日から18日の10日間、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、ブダペスト祝祭管弦楽団、NHK交響楽団、シカゴ交響楽団、ベルリン・フィル)の公演が組まれ、そのうちNHK交響楽団は交響曲第3番と第4番が割り当てられ、昨日と今日の「NHK交響楽団 第2036回 定期公演Aプログラム」は、マーラー・フェスティバル前の演奏会で、ファビオ・ルイージ指揮のマーラーは、2019年8月の サイトウ・キネン・オーケストラの演奏会以来となりました。
今回の演奏会は2階席中段で聴きましたが、2人のコンサートマスターをはじめ首席奏者総動員で、フルートの甲斐雅之首席がピッコロを担当するなど、ヨーロッパ公演に向けての意気込みが感じられました。
最後まで高い集中力が維持され、聴力検査を受けているような極度の弱音や繊細さで、指揮者の意図を具現化した細部まで徹底的に磨き上げられた演奏は見事でしたが、昨年11月のサイモン・ラトル指揮のバイエルン放送交響楽団のマーラーの交響曲の変化にとんだ音楽の表現力に気持ちが高ぶった時と比べて、今回は終始冷静に聴いていた感があり、磨き抜かれた見事な演奏でしたが、それが感情的な高まりに結びつかないもどかしさを感じました。

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マーラー・フェスティバル2025 コンセルトヘボウ 大ホール
5月9日(金)、5月10日(土)
マーラー:交響曲第1番
 クラウス・マケラ(指揮)ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
5月10日(土)、5月11日 (日)
マーラー:交響曲第2番
 イヴァン・フィッシャー(指揮ブダペスト祝祭管弦楽団
5月11日(日)
マーラー:交響曲第3番
 ファビオ・ルイージ(指揮)NHK交響楽団
 オランダ放送合唱団(女声)オランダ国立児童合唱団
5月12日(月)
マーラー:交響曲第4番
 ファビオ・ルイージ(指揮)NHK交響楽団
5月13日(火)
マーラー:交響曲第5番
 イヴァン・フィッシャー(指揮)ブダペスト祝祭管弦楽団
5月14日(水)
マーラー:交響曲第6番
 ヤープ・ヴァン・ズヴェーデン(指揮)シカゴ交響楽団
5月15日(木)
マーラー:交響曲第7番
 ヤープ・ヴァン・ズヴェーデン(指揮)シカゴ交響楽団
5月16日(金)、5月18日(日)
マーラー:交響曲第8番「千人の交響曲」
 クラウス・マケラ(指揮) ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
5月17日(土)
マーラー:交響曲第9番
 キリル・ペトレンコ(指揮)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
5月18日(日)
マーラー:交響曲第10番よりアダージョ
マーラー:大地の歌
  サカリ・オラモ (指揮)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

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2025年4月20日 (日)

2025年コンサート予定 その5

今年のコンサート予定の追加分です。
4月21日追記:クラシック音楽情報誌「ぶらあぼ」5月五に、「2025 加藤訓子プロデュース STEVE REICH PROJECT 」の記事がありコンサートに追加しました。

2025_20250421184301 [横浜]
5月31日(土) 開演14:00 神奈川県立音楽堂
2025 加藤訓子プロデュース STEVE REICH PROJECT (1)

スティーブ・ライヒ:マレットの為の音楽 (打楽器六重奏)[Music For Mallet]
SIX MARINBAS COUNTERPOINT (LIVE版)
NEW YORK COUNTERPOINT (LIVE版)
MALLET QUARTET .& MORE

 KUNIKO KATO & MUSICIANS
  加藤 訓子 細野 幸一 篠崎 陽子 戸崎 可梨 青栁 はる夏
  敦賀 朝香 富田 真以子 濱仲 陽 古屋 千尋 藤本 亮平
  松野 弥咲 三神絵里子 横内 奏 (Perc.)
  菊池 奏絵 (Fl.)
  丸山 里佳 (Sop.)
  向笠 愛里 (Sop.)

[東京]
10月22日(水) 開演19:00 サントリーホール ・ ブルーローズ
2025 加藤訓子プロデュース STEVE REICH PROJECT (4)

KUMIKO PLAYS REICH Ⅱ
フォー・オルガンズ
ピアノ・フェイズversion for vibraphone
ナゴヤ・マリンバ
ニューヨーク・カウンターポイント
ドラミング ライヴ
 パートI. 4 pairs of bongos drums
 パートII. 3 marimbas, 2 or 3 female voices
 パートIII. 3 glockenspiels, whistler, and piccolo
 パートIV. complete ensemble

注:プログラムの正式発表前のため推定

 KUNIKO KATO & MUSICIANS
  加藤 訓子 細野 幸一 篠崎 陽子 戸崎 可梨 青栁 はる夏
  敦賀 朝香 富田 真以子 濱仲 陽 古屋 千尋 藤本 亮平
  松野 弥咲 三神絵里子 横内 奏 (Perc.)
  菊池 奏絵 (Fl.)
  丸山 里佳 (Sop.)
  向笠 愛里 (Sop.)

[さいたま]
10月13日(月・祝)開演14:00 彩の国さいたま芸術劇場 音楽ホール
フィリップ・ジャルスキー&ティボー・ガルシア デュオ・リサイタル

ジュゼッペ・ジョルダーニ:カロ・ミオ・ベン
フランチェスカ・カッチーニ:愛がどんなものか知りたい者がいれば
ジョン・ダウランド:
 暗闇に私は住みたい
 もういちど帰っておいで、やさしい恋人よ
ヘンリー・パーセル:
 「ダイドーとイニーアス」Z626より ベリンダ、そなたの手を
 私が土の下に横たわるとき(ダイドーの嘆き)
W.A.モーツァルト:ラウラに寄せる夕べの思い K523
ロッシーニ:「タンクレディ」より こんなに胸さわぎが
シューベルト:魔王 Op.1, D328
バリオス:大聖堂(第1楽章&第3楽章) ※ギター・ソロ
フォーレ:川のほとりで
バルバラ:美しい九月
ルイス・ボンファ:黒いオルフェ・カーニバルの朝
ディレルマンド・レイス:バイーア女の風情 ※ギター・ソロ
チャベーラ・バルガス:単純素朴なものたち
アリエル・ラミレス :アルフォンシーナと海

 カウンターテナー:フィリップ・ジャルスキー
 ギター:ティボー・ガルシア

[東京]
11月 7日(金)開演14:00 TOPPANホール
テオドーロ・バウ & アンドレア・ブッカレッラ

プログラム未定
コレッリ&J.S.バッハ、オールJ.S.バッハの2種類のプログラム

 ヴィオラ・ダ・ガンバ:テオドーロ・バウ
 チェンバロ:アンドレア・ブッカレッラ()

Photo_20250420151001[安曇野]
11月1日(土)開演14:00 あづみ野コンサートホール
品川 聖ヴィオラ・ダ・ガンバソロ演奏会

プログラム未定

 ヴィオラ・ダ・ガンバ:品川 聖

12月14日(日)開演14:00 あづみ野コンサートホール
開館25周年記念「音楽の贈り物」
~信州の演奏家が奏でる名曲の世界~

プログラム未定

 ヴァイオリン:平波 華映 外山 陽子
 ヴィオラ:臼井 伸二
 チェロ:外山 賀野

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2025年4月13日 (日)

開館25周年 春の特別企画 1 椿三重奏団 安曇野 Ⅴ あづみ野コンサートホール

Photo_202504112154014月13日(日 ) 開演14:00 あづみ野コンサートホール

エルガー:愛のあいさつ
Img_13791シューベルト:セレナーデ
チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲 イ短調 Op.50 「偉大な芸術家の思い出のために」からワルツ
ショスタコーヴィチ: 5つの小品よりワルツ
ブラームス:ワルツ第15番 ワルツ Op.39-15
ハイドン:ピアノ三重奏曲第39番 ト長調 Hob.XV25 「ジプシー」より第3楽章
ブラームス:ハンガリー舞曲第6番
シューベルト:ピアノ三重奏曲第2番 変ホ長調 Op.100
アンコール
ヴィットーリオ・モンティ:チャールダーシュ 他1曲

 椿三重奏団
  ヴァイオリン:礒 絵里子 
  チェロ:新倉 瞳
  ピアノ:高橋 多佳子

安曇野は雨模様で、穂高川沿いに咲く満開のさくらも冷たい雨に濡れていました。

編集中・・・・・

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2025年4月12日 (土)

東京交響楽団 東京オペラシティシリーズ 第144回 東京オペラシティ コンサートホール

041220254月12日(土) 開演14:00 東京オペラシティ コンサートホール

ラッヘンマン:マイ・メロディーズ~8本のホルンと管弦楽のために
マーラー:「子供の魔法の角笛」より
 高い知性への賞歌
 ラインの伝説
 番兵の夜の歌
 魚に説教するパドヴァのアントニウス
 死せる鼓手
 少年鼓手
マーラー:花の章

 ホルン:上間 善之、加藤 智浩、白井 有琳、藤田 麻理絵 (東京交響楽団)
      松坂 隼、伴野 涼介 (読売日本交響樂団)
      鈴木 優 (東京都交響楽団)
      庄司 雄大 (NHK交響楽団)
 バリトン:ロビン・アダムス
 指揮:ジョナサン・ノット
 管弦楽:東京交響楽団

今回は多分日本初演と思われる出来たての前衛音楽、マーラーの歌曲と「花の章」という、ジョナサン・ノットらしいプ素敵なログラムでしたが、一般受けしないのかS席の後列は多くが空席で、おかげで前列の頭部が被ることなくステージが広く見渡せました。
前半のラッヘンマン(1935〜)の「マイ・メロディーズ~8本のホルンと管弦楽のための」は、2018年にペーテル・エトヴェシュ指揮バイエルン放送響で初演され、2023年に改訂再演された曲で、演奏は特殊奏法のオンパレードで、呼吸音にも似た音を延々と響かせたり、ホールを揺るがすほどの大音響の繰り返しで、最後まで強い緊張感を強いる曲で、オーケストラの鮮やかな好演もあって新鮮な感覚で聴くことができましたが、40分超の演奏時間は再考の余地があると感じました。
演奏会でも聴けるチャンスがほとんどない後半はマーラー「子供の魔法の角笛」から6曲は、マーラーの歌曲の世界を堪能することができました。
最後に演奏された「花の章」は、2024年2月に入団したローリー・ディランのトランペットソロが好演で見事な演奏を聴くことができました。

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2025年4月 6日 (日)

ミューザ川崎シンフォニーホール&東京交響楽団名曲全集第206回 ミューザ川崎シンフォニーホール

Photo_202504050854014月6日(日) 開演14:00 ミューザ川崎シンフォニーホール

東京交響楽団名曲全集第206回<前期>
ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調 WAB108 (第1稿 ノヴァーク版)

 指揮:ジョナサン・ノット
 管弦楽:東京交響楽団

ジョナサン ・ ノット音楽監督のラストシーズンが始まり、壮大で繊細なブルックナーサウンドがホールいっぱいに響き渡りました。
ブルックナーの交響曲第8番は、昨年9月15日にファビオ・ルイージ指揮NHK交響楽団(NHKホール)の初稿版(1887年)に続き、今回は第1稿 ノヴァーク版による演奏でした。
ブルックナーの交響曲の演奏でよく聴かれる金管楽器の強調も抑制的で、木管楽器と密にバランスが取れた演奏で、最強奏に至る過程の巧みさも相まって、交響曲第8番が名曲であることがあらためて実感できた演奏会で、ラストシーズンとなった、ジョナサン・ノットと東京交響楽団が創造する音楽の成熟度を堪能できた演奏会でした。
また、今回は全体が見渡せる2階席5列目の中央付近でしたが、あらためてミューザ川崎シンフォニーホールのバランスの取れた音響の良さが実感できました。
あづみ野コンサートホール常連で、昨年秋までしばらくお休みだったオーボエの荒 絵理子さんも復帰されていて、今年は設定されていないようですが、来年はあづみ野での演奏会が計画されることを期待しています。

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2025年3月23日 (日)

東京・春・音楽祭2025 トレヴァー・ピノック指揮 紀尾井ホール室内管弦楽団 東京文化会館小ホール

Photo_202503211732013月23日(日) 開演15:00 東京文化会館小ホール

J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第3番 ト長調 BWV1048 *
J.S.バッハ(ユゼフ・コフレル編):ゴルトベルク変奏曲 BWV988
  (室内管弦楽版/ステュアート・ガーデン校訂) (全曲盤日本初演)
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 指揮・チェンバロ *:トレヴァー・ピノック
 管弦楽:紀尾井ホール室内管弦楽団

「J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲」といえば、2023年10月26日の銀座 王子ホールにおけるジャン・ロンドーのすてきな演奏が脳裏に残っていて、いっそう「ゴルトベルク変奏曲」が好きになったのですが、今回は、、1938年頃の作とされるユゼフ・コフレルの編曲による弦楽合奏とフルート、オーボエ、ファゴットによる室内管弦楽版で、「スチュアート・ガーデン校訂」の日本初演の演奏会でした。
編曲は変奏ごとに室内楽から管弦楽にわたるバラエティに富んだ多様な編成で,鍵盤楽器による演奏とは全く別の曲風になっていましたが、これはこれで楽しめた演奏会でした。
前半に演奏されたJ.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第3番で、トレヴァー・ピノックはチェンバロを演奏していたので、欲をいえば、編曲版の「ゴルトベルク変奏曲」の前にチェンバロによるアリアが聴きたかったということでしょうか。

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2025年3月19日 (水)

2025年コンサート予定 その4

今年のコンサート予定の追加分です。
3月11日、2026年に創立70周年を迎える京都市交響楽団は、2025-26ラインナップおよび70周年記念事業の一環として、プレ期間の2025年9月に、
京都市交響楽団 2025年度国内ツアー(指揮:沖澤のどか)
 9/21(日)兵庫県立芸術文化センター
 9/23(火・祝)サントリーホール
 9/24(水)ハーモニーホールふくい
 9/25(木)長野市芸術館
 9/27(土)八戸市公会堂
 9/28(日)リンクステーションホール青森
の国内ツアーを行うと発表しました。
その中には、長野市芸術館の公演もあるのですが、個人的には長野市芸術館のメインホールは、音響や視覚的にもオーケストラ演奏を心地よく聴けると思われないので、東京公演のサントリーホールを選択しました。
[3月25日追記] 3月25日、「フェスタサマーミューザ KAWASAKI 2025」のラインアップが発表されました。

[東京]
7月20日(日) 開演14:00 サントリーホール
バッハ・コレギウム・ジャパン第167回定期演奏会 BCJ創立35周年特別企画

J. S. バッハ:ミサ曲 ロ短調》BWV 232

 ソプラノ:櫻井 愛子
 ソプラノ:森 麻季
 アルト:テリー・ウェイ
 テノール:吉田 志門
 バス:クリスティアン・イムラー
 指揮:鈴木 優人
 合唱・管弦楽:バッハ・コレギウム・ジャパン

2025[3月25日追記]
フェスタサマーミューザ KSAKI 2025 オープニングコンサート
7月26日(土)開演15:00 ミューザ川崎シンフォニーホール

ワーグナー:歌劇「ローエングリン」から 第1幕への前奏曲
ベートーヴェン:交響曲第8番 ヘ長調 Op.93
ワーグナー(マゼール編):言葉のない「指環」(「ニーベルングの指環」管弦楽曲集)
 指揮:ジョナサン・ノット
 管弦楽:東京交響楽団)

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京都市交響楽団 東京公演

L.ファランク:交響曲第3番 ト短調 Op.36
リムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」Op.35

 指揮:沖澤 のどか
 コンサートマスター:石田 泰尚
 管弦楽:京都市交響楽団

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2025年3月15日 (土)

2024 OMF REPORT セイジ・オザワ 松本フェスティバル

2024-omf-report 3月14日、OMFから2024 OMF Reportが届きました。
後半には、
 小澤征爾総監督 感謝の会
 小澤征爾の日
 小澤征爾監督の功績
 小澤征爾総監督とサイトウ・キネン・オーケストラ40年の軌跡
  サイトウ・キネン・オーケストラ40年の軌跡
  小澤征爾 ―松本での日々―
 小澤征爾総監督への感謝を込めた事業
などの記事が組まれていました。

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