情報通信研究機構によると、5月8日から10日未明にかけて、最大クラスに分類される、巨大な「太陽フレア」が6回にわたって発生し、最大のものは、10日6時54分UTに発生したX3.9フレアでした。
地球の磁場が変動する「磁気嵐」が起きる可能性があるとして、10日、NOAA=アメリカ海洋大気局は最新の情報を公開し、予想される磁気嵐の大きさは5段階中上から2番目で、日本時間の11日から13日にかけて起きる可能性があるということです。
右 国立研究開発法人情報通信研究機構 宇宙天気予報
太陽フレアに関する臨時情報(2024年05月08日 11時30分JST)
8日1時41分UTに、太陽面でX1.0フレア(1時35分UTに開始、1時46分UTに終了)が発生しました。
SDO衛星の極端紫外線画像(AIA094)によると、このフレアは活動領域3663(N25W60)で発生したと推測されます。
このフレアに伴い、8日10時45分JSTから日本各地でデリンジャー現象が発生していま
太陽フレアに関する臨時情報(2024年05月08日 15時40分JST)
8日5時9分UTに、太陽面でX1.0フレア(4時37分UTに開始、5時37分UTに終了)が発生しました。
SDO衛星の極端紫外線画像(AIA094)によると、このフレアは活動領域3664(S23W12)で発生したと推測されます。
このフレアに伴い、日本各地でデリンジャー現象が発生しています。
太陽フレアに関する臨時情報(2024年05月09日 07時10分JST)
8日21時40分UTに、太陽面でX1.0フレアが発生しました。
SDO衛星の極端紫外線画像(AIA094)によると、このフレアは活動領域3664(S20W17)で発生したと推測されます。
このフレアに伴い、9日6時45分JSTから日本各地でデリンジャー現象が発生しています。
太陽フレアに関する臨時情報(2024年05月09日 18時30分JST)
9日9時13分UTに、太陽面でX2.2フレアが発生しました。
SDO衛星の極端紫外線画像(AIA094)によると、このフレアは活動領域3664(S20W24)で発生したと推測されます。
太陽フレアに関する臨時情報(2024年05月10日 03時20分JST)
9日17時44分UTに、太陽面でX1.1フレアが発生しました。
SDO衛星の極端紫外線画像(AIA094)によると、このフレアは活動領域3664(S17W28)で発生したと推測されます。
太陽フレアに関する臨時情報(2024年05月10日 16時50分JST)
10日6時54分UTに、太陽面でX3.9フレアが発生しました。
SDO衛星の極端紫外線画像(AIA094)によると、このフレアは活動領域3664(S17W34)で発生したと推測されます。
このフレアに伴い、10日15時45分JSTから16時15JSTにかけて日本各地でデリンジャー現象が発生しました。
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