クラウス・マケラ指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 ミューザ川崎シンフォニーホール
11月16日(日) 開演17:00 ミューザ川崎シンフォニーホール
R.シュトラウス : 交響詩「ドン・ファン」Op.20
マーラー : 交響曲第5番 嬰ハ短調
指揮 :クラウス・マケラ
管弦楽 :ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
2027年からロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席指揮者に就任することが決定している、クラウス・マケラの就任前のコンビ初来日となる演奏会でした。
また、クラウス・マケラの指揮は、6月19日のパリ管弦楽団(サントリーホール)に続いて今年2回目の演奏会となりました。
今回は3階の中央付近の席が確保でき、ステージからかなり離れた距離がありましたが、透き通るような透明度の高い響きが、音響の良さで定評のあるミューザ川崎シンフォニーホールに響き渡りました。
R.シュトラウスは好んで聴く作曲家でないのでですが、各セクションのきわめて高精度で、温かくしなやかな「ドン・ファン」が聴かれて、R.シュトラウスの曲が好きになってしまうような魅力的が演奏が繰り広げられました。
後半のマーラー:交響曲第5番は、遅めのテンポでトランペットの深みのある音色で始まり、美しいハーモニーでヴァイオリンとチェロに引き継がれていき、弦楽器と管楽器の絶妙なバランス感覚とハーモニー、各声部の自然的なディティールの強調等々、語りつくせないほどの要素を盛り込んだ、素晴らしンマーラーを聴くことができました。
特に感動的だったのは第4楽章のアダージェットで、陶酔的ともいえる弦楽器群の見事なアンサンブルで、これまで聴いてきたアダージェットではベストワンと思える演奏でした。
オスロフィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者、パリ管弦楽団の音楽監督、2027年からロイヤルコンセルトヘボウ管弦楽団の首席指揮者、2027年9月からシカゴ交響楽団の音楽監督と、4つのオーケストラの首席指揮者と音楽監督を務めることとなり、次回はどのオーケストラと来日するのか今から楽しみです。

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