フィリップ・ジャルスキー&ティボー・ガルシア デュオ・リサイタル 彩の国さいたま芸術劇場 音楽ホール
10月13日(月・祝) 開演14:00 彩の国さいたま芸術劇場 音楽ホール
フィリップ・ジャルスキー&ティボー・ガルシア デュオ・リサイタル
ジョルダーニ:カーロ・ミオ・ベン
カッチーニ:愛がどんなものか知りたい者がいれば
ダウランド:暗闇に私は住みたい
ダウランド:もう一度帰っておいで、やさしい恋人よ
パーセル:歌劇「ダイドーとイニーアス」より
「ベリンダ、そなたの手を…土の中に横たえられし時」、「ダイドーの嘆き」
モーツァルト:夕べの想い
ロッシーニ:歌劇「タンクレディ」より「この胸の高鳴りに」
シューベルト:魔王
バリオス:大聖堂(第1・3楽章) (ギターソロ)
フォーレ:川のほとりで
バルバラ:美しい九月
ボンファ:「黒いオルフェ」より「カーニバルの朝」
レイス:バイーア女の風情 (ギターソロ)
バルガス:単純素朴なものたち
ラミレス:アルフォンシーナと海
アンコール
木村 弓:いつも何度でも
ヘンデル:歌劇「リナルド」より、第2幕アリア「涙の流れるままに」
ジョゼフ・コズマ:枯葉
カウンターテナー:フィリップ・ジャルスキー
ギター:ティボー・ガルシア
今年聴いてきた演奏会の中でもベストと思われる素晴らしい演奏会でした。
今回は9列目中央の席が確保でき、視界も距離感もベストな位置で聴くことができました。
イギリスの古楽からモーツァルトやシューベルトなど、そしてラテン・アメリカやシャンソンまで幅広いジャンルで、時代と国境を超越した、日ごろ聴いているコンサートとは全くの異次元の中で聴いているような素晴らしい演奏会でした。
同じ撥弦楽器のチェンバロと比較すると、ギターは奏者の指で直接弾く分より繊細で一体感のある音楽が創造され、究極のデュオを堪能できました。
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