京都市交響楽団 東京公演 サントリーホール
9月23日(火 祝日) 開演18:00 サントリーホール
L.ファランク:交響曲第3番 ト短調 Op.36
リムスキー・コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」 Op.35
アンコール
ドビュッシー(カプレ編曲):「ベルガマスク組曲」から「月の光」
指揮:沖澤 のどか
管弦楽:京都市交響楽団
ソロコンサートマスター:石田 泰尚
2026年に創立70周年を迎える京都市交響楽団は、2025-26ラインナップおよび70周年記念事業の一環として、プレ期間の2025年9月に、
京都市交響楽団 2025年度国内ツアー(指揮:沖澤のどか)
9/21(日)兵庫県立芸術文化センター
9/23(火・祝)サントリーホール
9/24(水)ハーモニーホールふくい
9/25(木)長野市芸術館
9/27(土)八戸市公会堂
9/28(日)リンクステーションホール青森
の国内ツアーを行うと発表され、福井からの北陸新幹線移動の関係で長野市芸塾寒が選ばれたと思いますが、個人的に長野市芸術館メインホールでは、音響効果や視覚的にオーケストラ演奏を心地よく聴ける環境とは到底思われないので、今回は東京公演のサントリーホールを選択しました。
ルイーズ・ファランク(1804-1875)は、ロマン派初期に活躍したフランスの女性作曲家で、初めて聴いた交響曲第3番は、次々とメロディーが変わってどこに焦点をあたっていたのかも判別せず、沖澤のどかさんの指揮をを持ってしても、作品の魅力はさほど感じられませんでした。
同時代の作曲家としては、シューマンの交響曲だったらと思いながら聴いていました。
リムスキー・コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」は、何十年ぶりに聴きましたが、これまでは記録媒体のみで、演奏会聴いたのは初めてになりました。
沖澤のどかさんと京都市交響楽団の好調ぶりを物語っていて、大きなうねりの中で物語が奏でられていく様は圧巻というしかなく、石田泰尚さんのソロパートを含め、各奏者の圧倒的表現が見事に結実して、素晴らしい「シェエラザード」に仕上がっていました。
演奏終了後、楽員がステージから引き上げた後も、大勢の聴衆がスタンディングオベイションを送り続け、石田泰尚さんを伴って沖澤のどかさんがカーテンコールに再登場して、大きな感動の拍手が送られていました。
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