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2025年6月15日 (日)

都響スペシャル ミューザ川崎シンフォニーホール

0615_20250613075201Img_247416月15日(日) 開演14:00 ミューザ川崎シンフォニーホール

ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
プーランク:2台のピアノのための協奏曲 ニ短調  *
アンコール
プーランク:「仮面舞踏会」のフィナーレによるカプリッチョ ハ長調 FP155  *
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」

 ピアノ:フランク・ブラレイ、務川 慧悟  *
 指揮:沖澤 のどか
 管弦楽:東京都交響楽団

都響主催公演に初登場の沖澤のどかさんの指揮は、すべてが新鮮で完成度の高い素晴らしい演奏会でした。
「牧神の午後への前奏曲」は、松木さやさんのフルートが。柔らかくまろやかな音色で始まり、繊細でどこかためらいを感じるような夢幻的演奏がとても新鮮に感じられました。
プーランクの曲はめったく聴く機会がありませんが、フランク・ブラレイと務川慧吾の多彩な音色のピアノを心地よいリズム感で支えながら、センスの良さが際立っていました。
「春の祭典」の演奏といえば、2022年8月26日に聴いたシャルル・デュトワ指揮サイトウ・キネン・オーケストラの、鋭角的で刺激的な表現というよりも、アンサンブル重視の円熟した名演奏が、古典を聴いているような感覚で若干不満を感じたのですが、今回の沖澤のどかさん指揮の演奏は、指揮者とオーケストラの持つ実力がいかんなく発揮され、重厚でダイナミックレンジが広く、緊張感が持続する引き締まった名演奏で、終始新鮮な感覚で聴くことができた素晴らしい演奏会でした。
それにしても、サイトウ・キネン・オーケストラを指揮したブラームスの交響曲でも感じられたことですが、沖澤のどかさんのオーケストラを統率制御する力量と表現力は、同世代の指揮者の中でも飛びぬけて抜きんでている印象を受けました。
カーテンコールでは、笑顔があふれる楽員の表情が印象的でした。
次回の、沖澤のどかさんの指揮は、9月23日(火・祝)のサントリーホールで京都市交響楽団の演奏会になります。

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