東京・春・音楽祭2024 吉井瑞穂(オーボエ)&川口成彦(フォルテピアノ/チェンバロ 東京文化会館 小ホール
4月1日(月) 開演19:00 東京文化会館 小ホール
J.S.バッハ:フルートとチェンバロのためのソナタ 変ホ長調 BWV1031 *
C.P.E.バッハ:オーボエ・ソナタ ト短調 Wq.135 **
F.ドヴィエンヌ:オーボエと通奏低音のためのソナタ ニ短調 Op.71-2 **
J.B.プラ:オーボエ・ソナタ 変ロ長調 *
M.ブラスコ・デ・ネブラ:ソナタ ホ長調 Op.1-6 **
J.ヴィダーケア:デュオ・ソナタ第1番 ホ短調 **
アンコール
J.ヴィダーケア:デュオ・ソナタ第3番 ヘ長調 第2楽章 アダージョ **
オーボエ:吉井 瑞穂
フォルテピアノ/チェンバロ:川口 成彦
(チェンバロ * フォルテピアノ **)
モダンオーボエとピリオドの鍵盤楽器の組み合わせによる演奏会で。A=442Hzで調律できるフォルテピアノがあったことから、モダンオーボエに合わせてA=442Hzで調律されているとのことでした。
モダン楽器とピリオド楽器の組み合わせで一番問題になるのはダイナミクスと思われるのですが、今回の演奏は鍵盤楽器が優しく寄り添う感じで、この二人の組み合わせは演奏の素晴らしさもあって、来年以降も「東京・春・音楽祭」の定番演奏会として定着する予感が感じられました。
演奏曲目の中では、初めて耳にするジャック・ヴィーダーケア(1759-1823) のデュオ・ソナタが印象的で、来年は3曲あるデュオ・ソナタ全曲をメインとした演奏会になるよう期待しています。
ジャック・ヴィーダーケアは、フランス革命期に激動のパリで活躍した作曲家で、知られざる隠れた名曲を再発見する演奏会になりました。
ジャック・ヴィーダーケア(1759-1823)
デュオ・ソナタ第1番 ホ短調
デュオ・ソナタ第2番 ハ長調
デュオ・ソナタ第3番 へ長調
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