東京フィルハーモニー交響楽団 第153回東京オペラシティ定期シリーズ 東京オペラシティ・コンサートホール
3月9日 開演19:00 東京オペラシティ・コンサートホール
ベルリオーズ:序曲「ローマの謝肉祭」 Op.9
カゼッラ:狂詩曲「イタリア」 Op.11 (カゼッラ生誕140年)
サン=サーンス:交響曲第3番 ハ短調 Op.78 「オルガン付き」
オルガン:石丸 由佳
指揮:アンドレア・バッティストーニ
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
アンドレア・バッティストーニ指揮東京フィルハーモニー交響楽団の3月の定期公演は、東京オペラシティコンサートホールのオルガンが聴きたかったので、東京オペラシティコンサートホールの演奏会を選択しました。
サンサーンスの交響曲第3番「オルガン付き」をメインに、ベルリオーズ序曲「ローマの謝肉祭」と、今年生誕140年にあたるイタリアの作曲家、アルフレード・カゼッラ(1883-1947)の狂詩曲「イタリア」(1909年)という、イタリアとフランスの組み合わせでした。
アルフレード・カゼッラについては何の予備知識もなく聴きましたが、曲の後半にはナポリ歌謡「フニクリ・フ
ニクラ」が大胆に挿入されていて、大きなうねりとイタリアの情熱を感じられた曲でしたが、私個人の音楽の趣向とはかなりかけ外れた曲だと感じられました。
サンサーンスの交響曲第3番「オルガン付き」は、コンサートでは初めて、FM等でも聞いたのも何十年も前のことで、特に第1楽章は初めて聴くような新鮮な感覚でした。
オーケストラの背後から、ホールの空気を揺さぶるようなオルガンの響きとオーケストラの競演を堪能できました。
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