2022セイジ・オザワ 松本フェスティバル(OMF) オーケストラ コンサート キッセイ文化ホール(長野県松本文化会館)
8月26日(金)開演19:00 キッセイ文化ホール(長野県松本文化会館)
武満徹:セレモニアル - An Autumn Ode - *
ドビュッシー:管弦楽のための「映像」
Ⅰ ジーグ
Ⅱ イベリア
1 通りから道から
2 夜の薫り 3 祭りの日の朝
Ⅲ 春のロンド
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」
笙:宮田 まゆみ *
指揮:シャルル・デュトワ
管弦楽:サイトウ・キネン・オーケストラ
2019年9月7日(土)のディエゴ・マテウス指揮以来、3年ぶりのオーケストラコンサートとなったセイジ・オザワ 松本フェスティバルの幕開けは、1992年に小澤征爾とサイトウ・キネン・オーケストラからの委嘱によって作曲され、9月5日に、サイトウ・キネン・フェスティバル松本で初演された、武満徹の「セレモニアル ? An Autumn Ode -」から始まりました。
コンサートマスターは
武満徹:セレモニアル - An Autumn Ode - 小森谷巧
ドビュッシー:管弦楽のための「映像」 矢部達哉
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」 豊嶋泰嗣
で、シャルル・デュトワ指揮のもと、繊細さと色彩や透明感のある叙情的表現から、アンサンブルの品位を保ちながら、うねるようなダイナミックレンジの広い圧倒的な表現まで響かせる、サイトウ・キネン・オーケストラ多彩さを改めて確認できた演奏会でした。
「春の祭典」は105人からなる大編成で、鋭角的で刺激的な表現というよりも、アンサンブル重視の安定した演奏が繰り広げられ、作曲から100年以上が経過して、すっかり20世紀の古典としての落ち着きを感じるような演奏でした。
録音用のマイクが林立していたので、来年のCD発売が今から楽しみです。
いつものカーテンコールの後、最後には、ヴァイオリンの双紙正哉さんの押す車いすで小澤総監督もデュトワさんとサイトウ・キネン・オーケストラ一のメンバーが一緒にステージへ登場して万雷の拍手を浴びていました。
次回の「春の祭典」は10月17日(月)に、クラウス・マケラ指揮パリ管弦楽団(サントリーホール)のコンサートです。
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