ズービン・メータ指揮バイエルン放送交響楽団 東京芸術劇場 コンサートホール
11月22日 開演19:00 東京芸術劇場 コンサートホール
モーツァルト:交響曲第41番 ハ長調 K.551 「ジュピター」
マーラー:交響曲第1番 ニ長調 「巨人」 (花の章)
アンコール
J.シュトラウスⅡ:爆発ポルカ Op.43
指揮:ズービン・メータ
管弦楽:バイエルン放送交響楽団
5月にイスラエルフィルの来日公演で指揮することになっていたズービン・メータが、大病でイスラエルフィルの来日公演が中止になってから6か月
余り、マリス・ヤンソンスが健康上の都合で来日中止となり、病後のズービン・メータ代役として来日初日の演奏会でした。
ヤンソンスとマーラーの交響曲第7番を聴くために購入したチケットで、指揮者と演奏曲目が変更されたため、キャンセルできる演奏会でしたが、結果として、キャンセルしないで本当に良かったと実感した大満足の演奏会になりました。
ステッキと付添人の補助を受けながら指揮台に上がり、小さな身振りから発せられる音楽はエネルギッシュで感動的でした。
モーツァルトの交響曲第41番は、遅めのテンポでストレートな感じの演奏でしたが、好みからすると、弦楽器を減らしてもっと小編成で演奏してほしかったと感じました。
マーラーの交響曲第1番は、第2楽章に「花の章」が挿入され、ダイナミックレンジの広いストレートな表現でしたが、さすがにマーラーを得意とするバイエルン放送交響楽団だけあって、ソロパートの表現力やオーケストラの力量も1ランク上の感じで、第5楽章が終わって瞬間の会場の高揚感が、演奏のすばらしさを端的に表して、第7番を聴けなかった無念さはどこかに吹き飛んでいました。
その第7番「夜の歌」は、2019年11月のジョナサン・ノット指揮東京交響楽団の定期演奏会になりそうです。
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