CD
12月12日、10月下旬に注文したCDがHMVから届きました。
有田正広とクラシカル・プレイヤーズ東京によるベートーヴェンの交響曲は、2009年3月の第7番から2017年3月の第1番・第2番までの7曲が演奏・録音されましたが、10月13日のモーツァルトの交響曲第39番 変ホ長調 K.543、ピアノ協奏曲第27番 変ロ長調 K.595、交響曲第41番 ハ長調 K.551 「ジュピター」の コンサート(東京芸術劇場)が最終公演となり、第6番「田園」と第9番「合唱付き」を残して解散してしまいました。
レコード芸術12月号の批評では、『残念ながら、この選集での《運命》と第7番の金管の吹き損じは[実演だから許される]許容範囲を超えていると思う』(金子建志氏)、『鳴り響く音だけを評価すると、あまりにも金管のミスが多すぎて、評価不能というのが正直な気持ちである。』(満津岡信育氏)と散々ですが、何曲か聴いてみると、確かに各所にミスはあるものの、新たな発見も多く感じられる演奏記録になっています。
ただ、録音が記録という域にとどまっている感じで、Denonが録音してくれていればと思うところはあります。
「イタリアン・ジョブ」
カルダーラ::シンフォニア ハ長調(2本のオーボエ、2本のファゴット、2本のトランペット、ティンパニ、ヴァイオリン、弦楽と通奏低音)
コレッリ::サンタ・ベアトリーチェ・デステへのシンフォニア ニ短調(弦楽と通奏低音)
タルティーニ::ヴァイオリン協奏曲ホ長調 D.51
ヴィヴァルディ::協奏曲「アラ・ルスティカ」
:協奏曲ト長調 RV.151(2本のオーボエ、弦楽と通奏低音)
:ファゴット協奏曲ハ長調 RV.467
アルビノーニ::2本のオーボエのための協奏曲ヘ長調 Op.9-3
トレッリ::シンフォニア ハ長調 G.33(4本のトランペット、ティンパニ、2本のオーボエ、2本のファゴット、2本のヴァイオリン、2本のチェロ、弦楽と通奏低音
ラ・セレニッシマ
ゲイル・ヘネシー(オーボエ)
レイチェル・チャップリン(オーボエ)
ピーター・ウィーラン(ファゴット)、他,
エイドリアン・チャンドラー(指揮、ヴァイオリン)
ラモー:ピグマリオン(1幕のバレエつきオペラ アクト・ド・バレ) (1748)
ポリムニーの祭典(オーケストラ組曲) (1745)
シリル・デュボワ(ピグマリオン/テノール)
マリ=クロード・シャピュイ(セフィーズ/メゾ・ソプラノ)
セリーヌ・シーン(彫像/ソプラノ)
ウジェニー・ワルニエ(愛/ソプラノ)
アルノルト・シェーンベルク合唱団
ジョルディ・カザルス(合唱指揮)
レ・タラン・リリク
クリストフ・ルセ(指揮)
J.C.バッハ:6つの四重奏曲 Op.8
第1番ハ長調 W.B51
第2番ニ長調 W.B52
第3番ト長調 W.B55
第4番変ロ長調 W.B56
第5番ヘ長調 W.B54
第6番変ホ長調 W.B53
荒井 豪(オーボエ)
ダニエル・ドイター(ヴァイオリン)
トーマス・フリッチェ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
インカ・ドーリンク(チェロ)
ダウランド:ラクリメ、または7つの涙
いにしえの涙
再生された涙
嘆きの涙
悲しみの涙
凝縮された涙
愛の涙
真実の涙
ニコラス・グリフィス氏のガリアード
ジョン・スーチ卿のガリアード
常にダウランド、常に悲しき
ジャイルズ・ホビー氏のガリアード
デンマーク王のガリアード
バクトン氏のガリアード
エセックス伯のガリアード
ディゴリー・パイパーのガリアード
ヘンリー・ノエル氏のガリアード
2つのトレブル声部を伴うトーマス・コリアー氏のガリアード
ヘンリー・アンプトン卿の葬送
ジョージ・ホワイトヘッド氏のアルメイン
ニコルス夫人のアルメイン
ジョン・ラングトン氏のパヴァン
ファンタズム
ローレンス・ドレイフュス(トレブル・ヴィオール&ディレクター)
ジョナサン・マンソン(テノール・ヴィオール)
ミッコ・ペルコラ(テノール・ヴィオール)
エミリア・ベンジャミン(テノール・ヴィオール)
マルック・ルオラヤン=ミッコラ(バス・ヴィオール)
エリザベス・ケニー(リュート)
ベートーヴェン:交響曲選集
交響曲第1番ハ長調 Op.21(録音:2017年2月5日)
交響曲第7番イ長調 Op.92(録音:2009年3月28日)
交響曲第3番変ホ長調 Op.55『英雄』(録音:2009年6月12日)
交響曲第2番ニ長調 Op.36(録音:2017年2月5日)
交響曲第5番ハ短調 Op.67『運命』(録音:2015年2月14日)
交響曲第4番変ロ長調 Op.60(録音:2015年2月14日)
交響曲第8番ヘ長調 Op.93(録音:2013年6月28日)
クラシカル・プレイヤーズ東京
有田正広(指揮)
モーツァルト:レクィエム(ジュスマイヤー版にもとづくデュトロン補完版 2016)
ゾフィー・カルトホイザー(ソプラノ)
マリー=クロード・シャピュイ(アルト)
マキシミリアン・シュミット(テノール)
ヨハネス・ヴァイサー(バリトン)
RIAS室内合唱団
フライブルク・バロック・オーケストラ
ルネ・ヤーコプス(指揮)
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