東京フィルハーモニー交響楽団 第893回オーチャード定期演奏会 オーチャードホール
6月18日(日) 開演15:00 bunkamura オーチャードホール
リスト:交響詩「レ・プレリュード」
リスト:ピアノ協奏曲第1番 変ホ長調 *
アンコール
シューマン/リスト編:献呈 *
ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 Op.98
ピアノ:阪田知樹 *
指揮:渡邊一正
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
6月18日の関東地方は気圧の谷に入って、午後から本格的な雨降りで、かなり濡れながらオーチャード―ルに到着しました。
ピアノの阪田知樹は、2016年フランツ・リスト国際ピアノコンクールにおいて、審査員満場一致で第1位と6つの特別賞を受賞して、コンクール史上アジア人男性として初の優勝を果たした俊英で、リストのピアノ協奏曲が注目の演奏会でした。
完ぺきなテクニックとスケールの大きな風格をも感じさせるような素晴らしい演奏で、阪田知樹でリストが聴けたのが収穫でした。
渡邊一正の指揮は、2014年5月4日にNHK交響楽団を指揮した軽井沢に続いて2回目でしたが、どちらかというと、リストの交響詩「レ・プレリュード」のロマンチックでスケールの大きな演奏が、ブラームスの交響曲第4番よりも勝っていた印象を受けました。
ブラームスもロマンチックでダイナミックな演奏でしたが、NHK交響楽団 第1859回 定期公演 Cプログラム(4月21日)の公演が、6月11日にNHK Eテレ「クラシック音楽館」で放映され、ファビオ・ルイージ指揮で、繊細に組み立てら様式美の整った素晴らしい演奏を聴いた後だったこともあり、どうしても比較しながら聴いてしまいましたが、ファビオ・ルイージ指揮のブラームスにより魅力を感じる結果になりました。
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