スティーヴ・ライヒ 80th ANNIVERSARY 《テヒリーム》 東京オペラシティ コンサートホール
3月2日 開演19:00 東京オペラシティ コンサートホール
スティーヴ・ライヒ:クラッピング・ミュージック(1972)
マレット・カルテット(2009)
カルテット(2013)
スティーヴ・ライヒ トーク(聞き手:前島秀国/通訳:久野理恵子)
スティーヴ・ライヒ:テヒリーム(1981)
パーカッション/指揮:コリン・カリー
コリン・カリー・グループ
シナジー・ヴォーカルズ
ゲスト:スティーヴ・ライヒ
スティーヴ・ライヒはCDでしか聴けない作曲家だと思っていましたが、ライヒ80歳記念として、2012年の「ドラミング」公演以来、ライヒ自身も4年ぶり来日となる記念碑的なコンサートを、圧倒的な演奏で聴くことができました。
クラッピング・ミュージック (1972年) : スティーヴ・ライヒ、コリン・カリー
マレット・カルテット (2009年) : コリン・カリー・グループ
カルテット (2013年、日本初演) : コリン・カリー・グループ
テヒリーム (1981年) : コリン・カリー指揮 コリン・カリー・グループ、シナジー・ヴォーカルズ
という編成でしたが、メインの「テヘリーム」で共演したシナジー・ヴォーカルズは、ライヒがリーダーのミカエラ・ハスラムの声に惚れ込み、1996年にロンドンで演奏された「テヘリーム」のために結成された4人組で、「テヒリーム」が終わると満員の客席はほぼ総立ちのスタンディング・オベーションで、圧倒的な素晴らしさがホール全体に充満しているようでした。
やはり客層がいつものコンサートと違っていて、若い人が多く平均年齢がかなり下がっていた印象でしたが、2日間ともチケットは完売ということで、ライヒの音楽が好まれていることがわかりました。
終演時刻が午後9時10分を過ぎていて、新幹線の終電が迫っていたので、スタンディング・オベーションの途中でホールを後にぜざるを得ませんでした。
なお、3月2日の公演はNHKによりビデオ収録され、4月14日(金)5:00〜5:55 NHK BSプレミアム「クラシック倶楽部」で放送予定になっています。
| 固定リンク | 0
「音楽・コンサート・舞台」カテゴリの記事
- 2022年コンサート予定 その9 鈴木優人指揮 バッハ・コレギウム・ジャパン「メサイア」 軽井沢大賀ホール(2022.08.03)
- 栗原 麻樹&emyu :M&E'muse DUO RECITAL ~異国への憧憬~(2022.07.25)
- 2022年コンサート予定 その8(2022.07.19)
- 東京交響楽団 第701回 定期演奏会 サントリーホール(2022.07.17)
- フランソワ=グザヴィエ・ロト指揮ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団 東京オペラシティ コンサートホール(2022.07.03)
コメント