レ・ヴァン・フランセ ザ・ハーモニーホール
10月29日(土) 開演18:00 ザ・ハーモニーホール
フィリップ・エルサン:復活祭の歌「シャン・ド・パーク」(2016 日本初演)
フランシス・プーランク:ピアノ、オーボエとバソンのための三重奏曲(1926)
サン=サーンス:デンマークとロシアの歌による奇想曲 Op.79
アルベリク・マニャール:ピアノ、フルート、オーボエ、クラリネット、バスーンのための五重奏曲 Op.8
フランシス・プーランク:六重奏曲(1932)
アンコール
ルートヴィヒ・テュイレ:ピアノと木管五重奏のための六重奏曲 変ロ長調 Op.6 第3楽章「ガヴォット」
レ・ヴァン・フランセ
フルート:エマニュエル・パユ
オーボエ:フランソワ・ルルー
クラリネット:ポール・メイエ
ホルン:ラドヴァン・ヴラトコヴィチ
バソン:ジルベール・オダン
ピアノ:エリック・ル・サージュ
10月21日(金)~10月29日(土)の日程で、全国9公演が組まれていて、今日の松本が最終公演で、松本だけが他の公演と別プログラムが組まれていました。
これだけの名手ぞろいで悪いはずもなく、爽快で洗練された見事なアンサンブルを繰り広げ、あっという間の2時間あまりでした。
特にエルサンの新作は、パユ、メイエ、ル・サージュらが主宰する「サロン・ド・プロヴァンス」音楽祭の委嘱により作曲されたもので、8月4日の世界初演、10月24日(月)のオペラシティコンサートホールの公演が日本初演となる曲で、とても印象に残る良い曲で、もう一度じっくりと聴いてみたいと思わせる曲でした。
会場は高校生が多くて盛り上がっていましたが、演奏会後のサイン会も長い行列で、行列の新記録だったかもしれません。
残響は相変わらずの「響き過多」で、音像が膨らみ気味で、混沌とするところもあったのが残念でした。
せめて、
(ザ・ハーモニーホール+長野芸術館)÷2
くらいの残響に、どちらも改善してほしいところです。
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