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2016年8月19日 (金)

2016セイジ・オザワ 松本フェスティバル オーケストラ コンサート Aプログラム

8月18日 開演 19:00 キッセイ文化ホール(長野県松本文化会館)Photo_6

オネゲル:交響曲 第3番「典礼風」 H.186
ベートーヴェン:交響曲 第7番 イ長調 Op.92

 指 揮:ファビオ・ルイージ(オネゲル)
 Img_53541     小澤 征爾(ベートーヴェン)
 管弦楽:サイトウ・キネン・オーケストラ

オネゲルの交響曲第3番「典礼風」は、第2次世界大戦終戦直後の1945年から1946年にかけて作曲され、
第1楽章「怒りの日」
第2楽章「深き淵より」
第3楽章「我らに平和を」
という表題がついた3楽章構成の交響曲で、ファビオ・ルイージは昨年のマーラー同様、サイトウ・キネン・オーケストラの持てる表現力を生かし切って、素晴らしい演奏を繰り広げました。
第1楽章は、ときおりショスタコーヴィチを連想させる曲調もあり、20世紀半ばの戦争の時代を反映した圧倒的迫力に圧倒されました。
また、ヴァイオリンとチェロのソロによる祈りの音楽とピッコロによる鳥の声、深い余韻と静けさのに包まれながら終わる第3楽章がとても印象的で、良い曲を選曲してくれたファビオ・ルシージに感謝するとともに、サイトウ・キネン・オーケストラの実力を出し切ってくれた、指揮者としてのファビオ・ルイージの素晴らしさを再認識することができました。
後半は、小澤征爾指揮のベートーヴェンの交響曲第7番でしたが、5月11日に行われた「小澤征爾&新日本フィルハーモニー交響楽団 特別演奏会2016」(すみだトリフォニーホール)同様、小澤征爾さんから放たれていたオーラが全く感じられず、サイトウ・キネン・オーケストラから受ける、独特の高揚感や緊張感といった音楽的刺激が感じられない、いたって平凡なベートーヴェンになっていました。
第1楽章から第3楽章はどちらかというと静的で、フレーズをきめ細やかに描きながら進行していくという趣で、第4楽章でコーダに向かって一気に爆発させるという感じに聴き取れましたが、今回の演奏から「舞踏の神化」は感じ取れませんでした。
「今年4月ヨーロッパから帰国後、体力の回復に努めてきましたが、体重とそれに伴う体力がまだ元に戻っていないため」、第3楽章までの楽章間は異例の長いインターバルがおかれましたが、体力的な無理が演奏の仕上がりに反映していたのかもしれません。
演奏後は恒例のスタンディングオベーションになりましたが、私は全くその気になれず座ったままでしたので、、帰宅後のテレビニュースで、ファビオ・ルイージさんと並んで拍手に応えている小澤征爾さんの姿を見ることができました。

追記:NHKが撮影していましたが、BSプレミアムでの放送が告知されています。

9月26日(月)【9月25日(日)深夜】午前0時00分~
◇セイジ・オザワ 松本フェスティバル2016 オーケストラコンサート
オネゲル:交響曲 第3番「礼拝」
ベートーヴェン: 交響曲 第7番 イ長調 Op.92
管弦楽:サイトウ・キネン・オーケストラ
指 揮:ファビオ・ルイージ
        小澤征爾
収録:2016年8月17、18日 キッセイ文化ホール(松本市)

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