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2015年11月15日 (日)

あづみ野コンサートホール開館15周年記念 特別企画 第5弾 ルドヴィート・カンタ チェロ・リサイタル あづみ野コンサートホール

11月15日 開演 15:00 あづみ野コンサートホールPhoto_2

J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第2番 ニ短調 BWV1008 *Img_49221
シューベルト:アルペジョーネソナタ イ短調 D821
ショパン:ノクターン 第8番 ニ長調 Op.27-2 ** 
ショパン:ワルツ 第1番 変ホ長調 Op.18 「華麗なる大円舞曲」 **
ベートーヴェン:チェロソナタ 第2番 ト短調 Op.5-2
アンコール
スコット・ジョプリン:オリジナル・ラグ(1899年)
サンサーンス:組曲「動物の謝肉祭」第13曲「白鳥」
カタルーニャ民謡「鳥の歌」 (カザルス編曲)  4
ヴィットーリオ・モンティ:チャールダーシュ

 チェロ:ルドヴィート・カンタ *
 ピアノ:高橋多佳子 **

これまでに何回か、ルドヴィート・カンタさんのチェロを聴いてきましたが、チェロを包み込むようなホールの響きや、客席の共鳴感を含めて、今回の演奏がベストで感動的な演奏会でした。
高橋多佳子さんは、もう何度もあづみ野で演奏されていますが、ここ数年はご無沙汰で、私は今回が初めてになりました。
バッハの無伴奏チェロ組曲から始まりましたが、チェロとホールの相性がいいことも相まって、素晴らしい音楽空間が広がっていきました。
ベートーヴェンのチェロソナタ第2番は、ピアノの華やかなパッセージが随所にめぐらされた、まるでピアノが主体のようなソナタですが、高橋多佳子さんは、カンタさんのチェロに誘発されて、素晴らしい演奏が繰り広げられました。
たいへん充実した2時間で、感動がたくさん詰まった演奏会でした。
カンタさんもこのホールが気に入られたようで、次回の演奏会が楽しみです。
5年に1度の「ショパン・コンクール」開催直前の特別企画として、音楽の友社から「ショパンの本」がこの夏に発売され、付録として、ショパンの生涯を現地映像とピアニスト高橋多佳子さんの演奏でたどるDVDが付いています。
また、NHK-BS1スペシャル 「もうひとつのショパン国際ピアノコンクール ~日本人調律師たちの闘い~」(仮)が12月23日午後9時から放映予定で、高橋多佳子さんが出演されているそうです。

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