【軽井沢大賀ホール2014春の音楽祭】渡邊一正指揮 NHK交響楽団 軽井沢大賀ホール
5月4日 開演 16:00 軽井沢大賀ホール
ドヴォルザーク:スラブ舞曲第1集 第1番 ハ長調 Op.46-1
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 Op.104 *
チャイコフスキー:バレエ音楽「白鳥の湖」から抜粋(11曲)
序奏-情景(第1幕)-ワルツ(第1幕)-情景(第2幕)-4羽の白鳥の踊り(第2幕)-情景と白鳥の女王の踊り(第2幕)-情景(第3幕 舞踏会の始まりの音楽)-コール・ドゥ・バレエとこびととの踊り(第3幕)-ハンガリーの踊り(第3幕)-ナポリの踊り(第3幕)-フィナーレの情景から(第4幕)
アンコール
サン・サーンス:「動物の謝肉祭」から第13曲「白鳥」 *
ドヴォルザーク:スラブ舞曲第2集 第2番 Op.72-2
チェロ:宮田大 *
指揮:渡邊一正
管弦楽:NHK交響楽団
今もっとも期待されている若手チェリストの一人、宮田大さんのドヴォルザークが注目でしたが、落ち着いた音色と端正な演奏がとても印象的で、オーケストラもソロにしっかりと絡み、新鮮な気持ちで堪能することができました。
後半の何十年ぶりかに聴いた「白鳥の湖」は、今まで全曲通して聴いたことがないので、初めて耳にする曲もありました。
こうして毎年、同じ会場で東京フィルとN響を聴いていると、N響の木管楽器と弦楽器の絶妙なバランスをはじめとして、音色、透明感、演奏技術等々、やはりN響の方が数段上だと実感されられてしまいます。
軽井沢大賀ホールで、春の音楽祭が始まって今年は7回目をむかえ、ホールの性格もわかってきたことですから、今後は、もっとホールの容積にふさわしい曲目とオーケストラの規模を検討してほしいと思います。
オーケストラ・アンサンブル金沢が大賀ホールと相性抜群なように、本来響きのすばらしいホールなのですから、その響きの良さが生かされるような企画をお願いします。
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