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2013年3月 8日 (金)

ベルナルト・ハイティンク指揮ロンドン交響楽団 サントリーホール

3月7日 開演19:00 サントリーホールLso

ベートーヴェン: ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 Op.19
         
ブルックナー:交響曲第9番 ニ短調

 
 ピアノ: マリア・ジョアン・ピリス
 指揮:ベルナルト・ハイティンク
 管弦楽:ロンドン交響楽団

Img_10151_2当初予定されていた、「モーツァルト: ピアノ協奏曲第17番 ト長調 K.453」は、演奏者の強い希望により、「ベートーヴェン: ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 Op.19」に変更されました。
マリア・ジョアン・ピリスでモーツァルトが聴けることを楽しみにしていたので、ベートーヴェンに変更されてしまいちょっと残念でしたが、第1番より先に作曲されていたという、モーツァルトなどの影響が残るベートーヴェン初期の協奏曲でほっとしました。
第1楽章が奏でられた瞬間、なんともいえない金属臭のまったくない弦の柔らかな響きがホールを包み込み、一気に期待が膨らみました。
マリア・ジョアン・ピリスのピアノは、芯はしっかりしているものの、打鍵楽器でImg_10281あることを忘れてしまいそうな透明感のある音色で、それを包み込むようなオーケストラの柔らかな響きとともに、すばらしい演奏を聴くことができました。
後半はブルックナーですが、長野でブルックナーの交響曲といえば、サイトウキネンで第7番が演奏された以外、聴く機会がありませんでした。
私自身の好みからしても、ブルックナーとマーラーでは1対9くらいに圧倒的にマーラーを聴く機会(主にCDですが)が多く、それほどブルックナーに執心しているわけではありません。
特にブルックナーの交響曲は、オーケストラはもちろんのこと、指揮者を選ばないと良い演奏には巡り会えないと思っているので、今回のコンビは今年日本で聴けるベストの組み合わせだと思ってチケットを購入しました。
今回のサントリーホールは、2階席C6-31という少し右寄りの席でしたが、2階席は正解だったようで、一風変わった楽器群の配置を見れることはちろんのこと、壮大な音響が飽和することなく、ホールの空間に広がっていくのが堪能できました。
ワーグナーチューバ以外はオーソドックスな編成で、マーラーのような多彩な音色を追い求める作曲家ではありませんが、ホールを揺るがすような壮大に重なり合う和音が、周期の長い波のように、押し寄せては引いていく循環運動のような、ブルックナー特有の音楽を存分に堪能することができました。
ロンドン交響楽団も最後まで緊張感が持続され、第3楽章が終わった後も静かな余韻に包まれ、その後の拍手・喝采も観客の満足感がにじみ出た暖かい雰囲気が感じられました。
楽員がステージから退場した後も拍手が鳴り止まず、ハイティンクへのカーテンコールが3回繰り返されましたが、謙虚で飾らない姿がとても印象的でした。Img_10451

翌日、久しぶりの東京だったので、東京スカイツリーと浅草寺を回って帰ってきました。
東京スカイツリーの展望台では、春の靄なのか、PM2.5の影響なのか、視界があまり良くなくて残念でしたが、霞む東京湾や東京都庁あたりまでは見ることができました。
4月並みの気温で汗が出るほどの暖かな2日間でしたが、厚着の人が多く、「東京人」の寒がり感が良くわかりました。

画像はいずれもCanon EOS M(ミラーレス)で撮影しました。

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