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2012年9月17日 (月)

第8回ショパン国際フェスティバルinジャパン イリーナ・メジューエワと新進気鋭のピアニストたち 軽井沢大賀ホール

9月16日 開演14:00 軽井沢大賀ホール2

ショパン:アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 Op.22
      
      バラード第1番 ト短調 Op.23 (大崎結真)
ショパン:華麗なる大円舞曲 変ホ長調 Op.18
      舟歌 嬰ヘ長調 Op.60
      バラード第3番 変イ長調 Op.47 (福間洸太朗)
【イリーナ・メジューエワ】
ショパン:24の前奏曲Op.28
アンコール
ショパン:ノクターン第5番 嬰ヘ長調 Op.15-2Chopin

 ピアノ:大崎結真、福間洸太朗
      イリーナ・メジューエワ

今日本で聴ける最高のショパン演奏は、「イリーナ・メジューエワ」と思っているのですが、会場は200人程度のガラガラ状態で、演奏者にはたいへん気の毒な演奏会になってしまいました。
こんなところにも、現在の日本の音楽界にみられる、知名度や話題性優先の流れがクラシック音楽も例外でなかったという、音楽ファンの底の浅さをImg_87721みる思いがして、たいへん残念に思いました。
前半は、新進気鋭2人の演奏で、特に、大崎結真さんのショパンは、繊細で宝石をちりばめたような透き通る音色とともに、ショパンの「ためらい」も心地よく、フォルテのダイナミックレンジも十分で、これからの演奏に注目していきたいと思わせる、すばらしい演奏でした。
福間洸太朗さんは、昨日の「3大ピアニスト名曲ショパン」同様、男性的なダイナミックな演奏で、大崎結真さんの音色や鍵盤タッチとの違いが浮き彫りになり、演奏の違いがはっきり認識できる演奏で楽しめました。
後半は、今回の「第8回ショパン国際フェスティバルinジャパン」のメイン演奏会、イリーナ・メジューエワさんの24の前奏曲です。
イリーナ・メジューエワさんはロシアのゴーリキー生まれで、1992年ロッテルダムで開催されたE.フリプセ国際コンクールでの優勝され、1997年からは日本を本拠地として活動を続けている他、「若林工房」からリリースされるCDは名盤揃いで、「ショパン:ノクターン集」(CD WAKA-4143~44 2枚組)は、2010年度 第48回 レコードアカデミー賞 器楽曲部門賞」を受賞している、ほんとうにすばらしい名盤です。
日本を演奏活動の拠点として選んでいただいたことに、感謝せずにはいられません。
軽井沢大賀ホールは、2009年9月23日の「第5回ショパン国際フェスティバル」以来2回目の演奏会となります。
イリーナ・メジューエワさんは、アンコールを含めて、譜面板に譜面をおいて演奏されていましたが、そんなところにも演奏会に取り組む誠実さが感じられ、結果として演奏に反映されているように思われました。
24の前奏曲でも、ショパンに取り組む誠実さの中に、ショパンの繊細な響きが、ピアノと相性抜群の大賀ホールで堪能できた本当にすばらしい演奏会でした。

イリーナ・メジューエワさんのコンサート情報を見ていたら、前日の15日に足利市民会館大ホールで、  
  ショパン: 24の前奏曲 Op..28
  J.S.バッハ: ゴルトベルク変奏曲
が演奏されています。
うらやましい組み合わせてですが、イリーナ・メジューエワさんの弾くゴルトベルク変奏曲は必聴で一日も早いCDの発売が待たれます。

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