2012年8月31日 (金)
8月30日(木) 開演 19:00 キッセイ文化ホール(長野県松本文化会館)
武満徹:アントゥル=タン 武満徹:そして、それが風であることを知った 武満徹:秋庭歌一具
ヴァイオリン:井上静香、双紙正哉 ヴィオラ:川本嘉子、柳瀬省太 チェロ:イズー・シュア フルート:ジャック・ズーン オーボエ:フィリップ・トーンドゥル ハープ:吉野直子 雅楽:伶楽舎 9月10日追記:オーケストラコンサートの日あたりから急に肩痛が始まり、何か考えたりする気になれませんでしたが、ようやく元に戻ってきましたので記事を追記していきます。 今回の「武満徹メモリアルコンサート」は、小ホールでは実現できなかった「秋庭歌一具」が聴けたことにつきると思います。 来年は、ザ・ハーモニーホールになるでしょうから、「秋庭歌一具」を松本で聴けるのは、特別な事情がないかぎり、最初にして最後になると思われます。 前半の「それが風であることを知った」は、1992年の作品で、オーレル・ニコレ、今井信子そして吉野直子という、蒼々たる奏者によって初演されていますが、今回の、ジャック・ズーン、川本嘉子、そして吉野直子もそれに劣らず、すばらしいベスト奏者による名演奏を聴くことができました。 そして後半の「秋庭歌一具」が始まりました。 第1曲:参音声 I. Strophe 第2曲:吹渡 II. Echo I 第3曲:塩梅 III. Melisma 第4曲:秋庭歌 IV. In An Autumn Garden 第5番:吹渡二段 V. Echo II 第6曲:退出音声 VI. Antistrophe 雅楽の楽器編成で聴く現代音楽で、伝統的雅楽音楽でありながら、武満徹の音世界ならではの作品になっており、季節の移ろいを感じながら、袖ステージを使った立体的配置で、視覚的にも聴覚的にも楽しめたすばらしい演奏でした。
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2012年8月29日 (水)
2012年8月28日 (火)
2012年8月26日 (日)
8月26日(日) 開演 16:00 まつもと市民芸術館 オネゲル:「火刑台上のジャンヌ・ダルク」
ジャンヌ・ダルク:イザベル・カラヤン 修道士ドミニク:エリック・ジェノヴェーズ 語り:クリスチャン・ゴノン ソプラノ独唱:シモーネ・オズボーン ソプラノ独唱:藤谷佳奈枝 アルト独唱:ジュリー・ブリアンヌ テノール独唱:トーマス・ブロンデル バス独唱:ニコラ・テステ 合唱:SKF松本合唱団、栗友会合唱団、SKF松本児童合唱団 演奏:サイトウ・キネン・オーケストラ 指揮:山田和樹
演出:コム・ドゥ・ベルシーズ アーティスティック・アドヴァイザー:ブロンシュ・ダルクール 装置:シゴレーヌ・ドゥ・シャシィ、森安淳 衣装:コロンブ・ロリオ-プレヴォ、田中晶子 照明:齋藤茂男
9月10日追記:オーケストラコンサートの日あたりから急に肩痛が始まり、何か考えたりする気になれませんでしたが、ようやく元に戻ってきましたので記事を追記していきます。
今回は「火刑台上のジャンヌ・ダルク」は、ジャンヌ・ダルクの火刑を翌日に控えた晩の、ジャンヌ・ダルクと修道士ドミニクを軸に、俳優と歌手によって演じられるオラトリオですが、今回はなんといっても、ヘルベルト・フォン・カラヤンの長女の女優イザベル・カラヤンが演じていることが話題性と注目点でした。 今回の座席は、第一バルコニー席の、NHKの収録カメラの横で、ステージとの距離がありすぎたかと思いましたが、オーケストラピットを囲むように「口型」のステージがセットされていて、かなり前にせり出していたので、座席としては割と条件の良い場所が確保できました。 オペラの指揮は初めてという山田和樹さんでしたが、オーケストラのコントロールも十分でしたし、特にSKF松本児童合唱団の子供たちでしょうか、カラフルな衣装と仕草がとてもかわいく印象に残りました。 開演前のステージは、3段の箱形のセットがあるだけでどうなるのかと思いましたが、合唱団が白い衣装で箱形のセットに整列すると、一気に壮観な雰囲気が変わりびっくりしました。 ジャンヌ・ダルクは知っていても、当時のフランスとイギリスの関係など、歴史の知識がほとんど無いものとしては、ジャンヌ・ダルクがなぜ処刑されなければならなかったのかなどなど、歴史を学び直してNHKから発売されるBlu-rayを待ちたいと思います。
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2012年8月25日 (土)
8月23日(木) 開演19:00 キッセイ文化ホール(長野県松本文化会館)
シューベルト:交響曲第3 番ニ長調D 200 R.シュトラウス:アルプス交響曲Op.64 TrV 233
演奏:サイトウ・キネン・オーケストラ 指揮:ダニエル・ハーディング 2回の軽井沢大賀ホールに続いて、3度目のダニエル・ハーディング でしたが、私がこれまで聴いたサイトウ・キネンのオーケストラコンサートでは、小澤征爾さん以外ではベストワンのコンサートになりました。 初対面のオーケストラを数日のリハーサルで完全に統率し、弦楽器と管楽器のバランスも抜群で、サイトウ・キネン・オーケストラの能力を最大に引き出していたのはさすがでした。 まず、オーケストラのメンバーの意気込みがいつもとは違っている感じを受けました。 和やかな中にもすばらしい緊張感と集中力が感じられ、指揮者と一体になって一層の高みを目指しているのをひしひしと感じ取ることができました。 演奏曲目は私にとっては余り聴くことがない曲でしたが、シューベルトの第1楽章の重々しい序奏が開始部分を聴いただけで、コンサートの成功を感じ取ることができました。 シューベルトの交響曲第3番は、聴き進むうちしだいに、最後の交響曲第8番「ザ・グレート」を予感させるような感覚を随所で感じました。 今回の座席は、9列目の左隅で、正面にコントラバスと奥にシンバル、右寄りに第1、第2ブァイオリンくらいしか見えない席でしたが、後半のR.シュトラウスのアルプス交響曲は、なんといっても管楽器の表現のすばらしさが際立っていました。 9月10日追記:オーケストラコンサートの日あたりから急に肩痛が始まり、何か考えたりする気になれませんでしたが、ようやく元に戻ってきましたので記事を追記していきます。 私がこれまで聴いたきたオーケストラ・コンサートでは聴くことのできなかったような音響を引き出し。それに加えて、各奏者の実力をこれでもかと言わんばかりの、精妙さと抜群のバランスで構築された演奏で、客席はもちろんのこと、一番はオーケストラメンバーの爽快感や満足感が大きかったのではなかったでしょうか。 ワーグナーチューバを含むホルン・セクションを始めとして、管楽器のすばらしさは格別で、また遠くから響く角笛のバンダもすばらしく上手く感動的でした。 こういう難曲を、初対面のオーケストラで数日で仕上げてしまう、ダニエル・ハーディングの実力とサイトウ・キネン・オーケストラのぶつかり合い、このコンビのサイトウ・キネンだったらと思わせるコンサートでした。
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2012年8月19日 (日)
2012年8月18日 (土)
昨日、HMVからCDが届きました。 マーラー / 交響曲第9番は、マリス・ヤンソンスが、風邪をこじらせてキャンセルとなってしまったため、代役として、ベルナルド・ハイティンクが急遽登場することになったというものです。 ヴィヴァルディ / 「ラ・チェトラ」全曲 ポッジャー、オランダ・バロック協会(2SACD) マーラー / 交響曲第9番 ハイティンク&バイエルン放送交響楽団(2011) ベートーヴェン / ベートーヴェン:交響曲第3番『英雄』、モーツァルト:交響曲第39番 鈴木秀美&オーケストラ・リベラ・クラシカ シューベルト / 弦楽五重奏曲 アルカント四重奏団、オリヴィエ・マロン(第2チェロ) ドヴォルザーク / 交響曲第9番「新世界より」 ケルテス&ウィーン・フィル(平林直哉復刻) ジャン・ムートン(1459-1522) / ミサ曲「私にすべてを教えよ」、「だれが我らに涙の泉を与えたのか」、他 タリス・スコラーズ
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2012年8月16日 (木)
8月16日、午前中もEスポは発生していたようですが、午後3時過ぎ(JST)にようやくC1chが映り始めました。 映像信号は2局で、江苏卫视のロゴマークは確認できましたが、江苏卫视と混信していたもう1局は信号が弱く、ほとんど画になりませんでした。 C1ch 中国TV 未確認 09:09(UTC) 江苏卫视 09:09(UTC)
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8月15日(水) 開演19:00 キッセイ文化ホール(長野県松本文化会館) ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第1番変ホ長調Op.1-1 シューマン:ピアノ四重奏曲変ホ長調Op.47 シューベルト:ピアノ五重奏曲イ長調Op.114 D 667 「ます」 ヴァイオリン:樫本大進 ヴィオラ:豊嶋泰嗣 チェロ:クラウディオ・ボルケス コントラバス:幣隆太朗 ピアノ:小菅優 錚々たる顔ぶれで期待の大きかった、今年の「ふれあいコンサート」でしたが、キッセイ文化ホールの1階席はほぼ満席状態で、室内楽としては異例の盛況ぶりでした。 演奏は、臨時編成とは思えないほど、もう文句なくすばらしく、特に私の好みのシューマンやシューベルトにただだだ酔いしれた演奏会でした。 ただ、地震の影響でザ・ハーモニーホールが使用不可のため、代替としては最善のホールとはいえ、キッセイ文化ホールではやはり広すぎて、私が確保できた22列目では、望遠レンズで撮影した画像が、空気の揺らぎで輪郭がはっきりしないように、ホールの反射音とも重なって、まるで遠雷を聴いているかのような、緊張感のとぼしい音になっていたのはたいへん残念でした。 近くで接していた方々は、臨場感と緊張感のあるすばらしいハーモニーを堪能できたと思うと、もううらやましいかぎりです。 22列目あたりは、オーケストラではベストポジションだったのですが、今回のような小編成は、ステージ横寄りでも前の方を確保するのが正解だったようです。 それでも、弦楽器群とピアノの絶妙なバランスで開始された、シューマンのピアノ四重奏曲第1楽章序奏部を聴いただけでも、演奏会の水準の高さは十分にわかりました。 続く・・・・・・・
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2012年8月14日 (火)
2012年8月13日 (月)
2012年8月12日 (日)
2012年8月11日 (土)
8月11日、日中、C1chでCCTVが断続的に見えていました。 夕方のコンディション上昇を期待したのですが、ほとんど反応がないまま収束したしまいました。 C1ch CCTV 04:06(UTC) 06:50(UTC) ロンドン・オリンピック中継
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2012年8月10日 (金)
2012年8月 9日 (木)
2012年8月 5日 (日)
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