大笹街道保科道探索 保科-地蔵峠(菅平)
5月19日、「保科誌刊行編纂」の資料収集をかねて、編纂委員など総勢9名で、「大笹街道保科道」の探索に参加してきました。
右の地図上の「○の位置はおおよその地点です。
探索ルート
県道34号線-林道笹平線-「山の神」の祠-保科道山道-菅平地蔵峠
明治時代の信越本線開通までは、信州と上州を結ぶ最短ルートとして重要な役割をはたしていたようですが、今は通る人もなく歴史の中に埋もれてしまった街道です。
今回は、「保科誌刊行」には欠かせない街道であり、菅平地蔵峠までのルートを確認するための調査です。
実際に山道をたどってみると、古道として「道」が確認できるところは、途中までは荷車も通っていたということで、傾斜もなだらかで歩きやすく快適でした。
途中からしだいに、地形の変化や笹やぶに覆われてしまって、まったく「道」として確認できないところがあったりと、何カ所か「保科道」を見失い道探しに苦労しましたが、6時間余りをかけて、どうにか菅平地蔵峠までたどり着くことができました。
ただ、保科道周辺は毎年目撃情報がある熊の生息地で、この日も途中に熊の糞や熊の寝床らしい痕跡が見つかりました。
今後、「保科誌刊行会」や関係者の意向次第では、絶好のトレッキングコースとして整備される可能性もありますので、期待して待ちたいと思います。
Canon PowerShot G1X
1段目左から
1 保科道の始点 「奉納百番供養塔」 右側の道が保科道
2 「馬頭観世音」石碑 右 やまみち 左 大さゝみち
現在ここに保科道の痕跡はない(左の道は保科道ではない)
3 林道笹平線の長野市笹平浄水場からしばらくして到着
2段目左から
1 「山の神」の祠から保科道の山道に
2 山道入口の小観音像
3 なだらかな道が続いています
3段目左から1 保科道らしい痕跡をたどって進みます
2 稜線を進んでいると林道にぶつかり、眼下に若穂太郎山や善光寺だてらが見渡せます
3 稜線から約30m横に保科道らしき道が確認できました
4段目左から
1 道として確認でき、中部電力の東信新北信線の鉄塔を目指します
2 中部電力東信新北信線鉄塔に到着
3 しばらく稜線沿いに上ると、また林道とぶつかりました
5段目左から
1 標高約1000mの若穂太郎山の向こうに善光寺平と飯縄・黒姫・妙高山を望む絶景ポイント
2 右下に菅平高原を見下ろしながら進むとまもなく地蔵峠
3 地蔵峠のお地蔵様 ここが今回の終点です 周辺はコースが整備されていました
| 固定リンク | 0
« C1ch~C3ch 临沂电视台、辽宁卫视、吉林电视台、日照电视台、他 R1ch ロシアTV Eスポ(Sporadic E) | トップページ | C1ch~C3ch CCTV、吉林电视台、辽宁卫视、河北経済、沧县电視台、他 Eスポ(Sporadic E) »
「郷土・行事・祭り」カテゴリの記事
- 久保区神楽「神楽魂入れ」 長野市若穂保科久保区(2023.09.26)
- (仮称)若穂スマートインターチェンジ事業化 -15- 県道34号線高架部分橋梁撤去完了(2023.09.22)
- (仮称)若穂スマートインターチェンジ事業化 -14- 県道34号線高架部分橋梁撤去中(2023.09.18)
- (仮称)若穂スマートインターチェンジ事業化 -13- 県道34号線高架部分撤去中(2023.09.15)
- (仮称)若穂スマートインターチェンジ事業化 -12- 県道34号線高架部分撤去中(2023.09.07)
コメント