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2012年5月 3日 (木)

大賀典雄メモリアル 軽井沢大賀ホール2012春の音楽祭 高関健指揮 東京フィルハーモニー交響楽団

5月3日 17:00開演 軽井沢大賀ホール2

ワーグナー:歌劇「タンホイザー」序曲
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64
ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 Op.68
アンコール
J.S.バッハ:パルティータ第2番ニ短調 BWV1004 「サラバンド」
ドヴォルザーク:スラブ舞曲第15番 ハ長調 Op.72-7

 ヴァイオリン:前橋汀子
 指揮:高関健Img_02921_2
 管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

今日は低気圧の通過で、午後の軽井沢は霧雨の降るあいにくの天気になってしまいました。
大賀ホール横の桜並木もまだ満開になっていませんでした。
今日の演奏会は、軽井沢の天気のように、最後まで気持ちが高揚することもなく終わってしまいました。
前橋汀子さんのメンデルスゾーンは、弦楽器の分散和音に続いてソロヴァイオリンの第1主題が奏でられた瞬間から、何か違和感を感じてしまい、結局それが最後まで引きずってしまいました。
潤いのない堅い音質と狭いダイナミックスレンジで、配布されたリーフレットに解説されている、「甘美なロマンティズム」も感じられず、その上ソロを支えるオーケストラも単調で、名曲を味わう雰囲気にはなれませんでした。
ブラームスの交響曲第1番を大賀ホールの限られた空間で聴こうとは思わないのですが、今日の演奏は、どちらかというと「うるさい」方に分類でき、硬質な音色と速めのテンポで押しまくり、ブラームスは、「じっくり、ゆったり、ヒステリックでない潤いのある音色で落ち着いて聴きたい」と思っている、私の感覚とは正反対の演奏iを聴くことになってしまいました。
余り緊張感が感じられないまま開始された第1楽章も、冒頭部の「Un poco sostenuto」も無視された感じで、ティンパニの連打が速すぎると感じたほか、第2楽章後半で、ホルンとオーボエ、そしてヴァイオリン(コンサートマスター)が弾くソロの部分も、ホルンとオーボエとのバランスが悪く、明るく輝かしい中にわびしさが漂う、ヴァイオリンソロの聴き所が充分生かされているとは思えませんでした。
結局、私が聴きたいと思っていたメンデルスゾーンやブラームが聴けなかったということで、相性が悪かったという結論になるのでしょうか。

東京フィルハーモニーのHPなどを見ていたら、前日の5月2日にサントリーホールで、「創立100周年特別演奏会」が開催され、終演後には招待客を集めて記念パーティがあり、。東京フィル楽員たちの隠し芸大会などで盛り上がったようなので、練習時間がなく、演奏上の細かい指示、バランスや音色の統一まで徹底する時間がとれなかったのかもしれません。
今日の演奏曲目は、協奏曲と交響曲を入れ換え、ブラームスの協奏曲とメンデルスゾーンの交響曲の方が楽しめたのではないかと勝手に考えてしまいましたが、来年Img_02751は、マーラーの交響曲第4番とか、ショスタコーヴィチの交響曲第15番とか、大賀ホールの音響空間に合うと思われる曲が聴きたいですね。

軽井沢駅には、しなの鉄道企画の団体列車、485系「いろどり軽井沢号」が停車していました。 (右は115系S10編成)

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