グランドトリオ・コンサートⅡ あづみ野コンサートホール
10月16日 14:00開演 あづみ野コンサートホール
パッヘルベル:カノン ピアノ三重奏
ヘンデル:パッサカリア ヴァイオリン&チェロ
バッハ:パストラーレ G線上のアリア チェロ&ピアノ
タルティーニ:悪魔のトリル ヴァイオリン&ピアノ
シヨスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第1番 Op.8
シューベルト:ピアノ三重奏曲第2番変ホ長調 Op.100 D.929
アンコール曲
八木節、他1曲
ヴァイオリン:渡部基一
チェロ:長明康郎
ピアノ:田尻洋一
今年のコンサート予定に入れていなかったのですが、シューベルトを聴きたくて出かけました。
あづみ野コンサートホール のホームページには記載されていなかった、シヨスタコーヴィチのピアノ三重奏曲も聴けて大満足の一日になりました。
松本駅での撮影に合わせたため、開演2時間前にはホールに到着し時間があったので 、久しぶりに1.5km程離れた「大王わさび農場」の水車と清流を見てきました。
1923年、シヨスタコーヴィチが17歳の時に作曲した単一楽章のピアノ三重奏曲第1番は、もう既に未来のシヨスタコーヴィチらしさが随所に感じられ、また、シューベルトのピアノ三重奏曲第2番は、チェロの長明康郎さんが、「一生に一度は演奏したいという希望がこんなに早く実現できて・・・・」と話されていましたが、シューベルトの歌心いっぱいの名曲を、あづみ野ホールならではの良い演奏会で巡り会えた私も、充実感いっぱいになりました。
最初のパッヘルベルのカノンは、私が想像していた曲の感じとちょっと違った演奏で、不安を感じながら聴いていたのですが、ヘンデル以降はそんな不安がなかったかのように演奏に集中して聴くことが出来ました。
あづみ野コンサートホールは、こういった室内楽にはベストマッチの小ホールで、ほんとうの意味で「室内楽」が楽しめる良いホールです。
また、いつ行っても皆さんが和やかで、館長さん始めスタッフや出演者の皆さんと気軽に話ができるのが魅力的です。
JR大糸線穂高駅から徒歩で約15分ですが、個人のコンサートホールのため、道路に案内板等は全くないので要注意です。
私も最初の時はコンサートホールというイメージで探していて、ホールを目の前に見ながら、途中まで引き返したことがありました。
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