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2011年8月28日 (日)

オーケストラ・コンサート サイトウ・キネン・フェスティバル

8月28日(日)  開演 16:00 長野県松本文化会館大ホール3

チャイコフスキー:幻想曲「ロメオとジュリエット」
バルトーク:ピアノ協奏曲第3番 ホ長調 Sz.119

 ピアノ:ピーター・ゼルキン

チャイコフスキー:交響曲第4番 ヘ短調 作品36Img_54421

 演奏:サイトウ・キネン・オーケストラ
 指揮:ディエゴ・マテウス

クラウディオ・アバドの推薦で抜擢された、1984年生まれのベネズエラ出身の27歳の新鋭、ディエゴ・マテウスの日本デビュー・コンサートがサイトウ・キネンになりました。Img_54691_3
これは、両者にとって幸運だったようで、27歳とは思えない落ち着きと、柔軟さと力強さを兼ね備えた正確な指揮ぶりで、初対面とは思えないほどオーケストラのコントロールができていて、素晴らしい演奏を繰り広げました。
昨年は、チケット代金ぼったくりのコンサートもあったりして、演奏水準が落ちていましたが、今年は、サイトウ・キネン本来のしなやかな響きと調和、そして指揮者と各演奏者間で制御されたダイナミズムが戻り、各演奏者の力量と相まって存分に楽しめたコンサImg_54871ートになりました。
ピーター・ゼルキンのバルトークは、透明でどこまでも透き通るようなしなやかなソロに、二人の呼吸がピタリとあった伴奏を付け、、バルトークの美しい音の世界を描き出していました。
チャイコフスキーの交響曲では、オーケストラの底しれぬ力量が十分に生かされ、正確さ、ダイナミック、そして繊細な音色と、本来持っているサイトウ・キネン・オーケストラの水準をクリアしていました。
ただ、昨年のブラームスの交響曲で、騒がしく秩序のない演奏の中にあって、一人しなやかさと潤いのある音色を響かせていた、フルートのジャック・ズーンが今年は参加しておらず、フルートが普通の音色に聴こえていたのはちょっと贅沢な不満でした。
そのかわり、ウィリアム・ハジンズ(ボストン交響楽団主席)のクラリネットの美しさが印象的でした。
もっと渋く、感動的なチャイコフスキーの演奏はいくらでもあると思いますが、27歳の若さで、オーケストラの持てる力を引き出し、ここまで表現できるということに十分満足し、充実感いっぱいで帰路につきました。

右上の画像のうち上の画像は、最終日恒例のリンドウの花を客席に投げる直前の様子ですが、ディエゴ・マテウスさんだけ持っておらず、コンサートマスターの矢部達哉(東京都交響楽団ソロ・コンサートマスター)さんに耳打ちされて、ステージそでに取りに行く直前の様子です。
一番下は、ステージ上での撮影会で、カメラマンはファゴットの吉田 将(読売日本交響楽団主席)さんでした。

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