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2011年7月23日 (土)

中村勘三郎特別公演 まつもと市民芸術館

7月23日(土) 13時開演 まつもと市民芸術館Photo_3

浦島  
 作詞 二世瀬川如皐  作曲 四世杵屋三郎助
  
  出演:中村勘太郎

藤娘   
 作詞 勝井源八  作曲 三升屋二三治
  
  出演:中村七之助

身替座禅  
 作詞 岡村柿紅 五世岸沢古式部  作曲 杵屋巳太郎
Img_29221_7
  出演:中村勘三郎 中村扇雀 中村いてう 中村仲之助 中村 仲四郎

おかえりなさい、勘三郎さん。
昨年末以来、病気療養中だった歌舞伎俳優の中村勘三郎さんが7月23日、「まつもと市民芸術館」で行われた歌舞伎公演「中村勘三郎特別公演」に出演し、松本から舞台への本格的復帰を果たしました。
カーテンコールで復帰の祝福を受けた中村勘三郎さんは、感極まった様子で、「ありがとうございました。まだ完璧ではありませんが・・・」とあいさつが進むうち、徐々に言葉を詰まらせる場面がありました。
今回の座席は。第2バルコニー席の隅でしたが、舞台との距離はあるものの、思っていたよりも良く鑑賞できる席で大満足でした。
まず、中村勘太郎さんの「浦島」から始まりましたが、竜宮城から戻った浦島太郎は、乙姫からもらった土産の玉手箱を開けてしまい、たちまち老人の姿になってしまうという、有名な浦島伝説を題材にしたものですが、若き浦島太郎が玉手箱を開いた途端、老人になる変化が見事に表現されていて、しぐさにもユーモアがあり見入ってしまいました。
次に、中村七之助さんが、近江路の民芸品である「大津絵」の「藤娘」が、絵から抜け出て踊るという「藤娘」を舞いましたが、お酒に酔ってふらふらしたりといった、娘の可愛らしさや切ない恋心が見事に表現されていて、衣装の華やかさとともに見ごたえのある舞踊でした。
後半は、中村勘三郎さんの復帰となる、狂言「花子」からとられた狂言舞踊「身替座禅」ですか、京の花子会いたさに、山陰右京を愛する奥方玉ノ井に、家の持仏堂で一晩座禅を組むと嘘をつき、身替わりに家来の太郎冠者に衾(ふすま)(小袖)をかぶせて、京の花子に会いに出かけてしまいます。
しかし、奥方が持仏堂に見舞いに来たことで身替わりがばれてしまい、こんどは奥方が衾をかぶり、太郎冠者になりすまして夫の帰りを待っています。
そうとは知らずに帰ってきた右京は、太郎冠者だと思い込み、奥方の前で花子に会ったうれしさから、のろけ話を始めるのですが・・・・・・・・・・。
という、奥方に浮気を見破られる恐妻家の男を演じて、奥方にやり込められる場面では、ユーモラスな演技を披露して、満員の客席から何度も笑いを誘っていました。
今回は、演目にもよるのでしょうが、前回の「佐倉義民傳」の現代的な演出とは違い、三味線、太鼓、小鼓といった歌舞伎本来の舞台で、大満足な特別公演になりました。
ただ、舞台の照明がちょっと明るすぎるように感じたのですが、どの舞台もあんなり明るいのでしょうか。
もう少し照明を落としたほうが、歌舞伎らしくなると思ったのですが。

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