タリス・スコラーズ ルネサンス、スペインとイギリス音楽の極み ザ・ハーモニーホール
6月14日(火) 開演19:00 ザ・ハーモニーホール(松本)
バード:聖所にて至高なる主を賛美もて祝え
バード:アヴェ・ヴェルム・コルプス
シェッバード:この聖なる儀式にあたり
タリス:エレミアの哀歌 第1部
シェッパード:み言葉は肉となりたまい
ビクトリア:レクイエム
アンコール曲
アロンソ・ロボ:わがハープは悲しみの音に変わり
指揮:ピーター・フィリップス
合唱:タリス・スコラーズ
ソプラノ:ジャネット・コックスウェル、エイミー・ハワース
エイミー・ウッド、セシリア・オズモンド
アルト:パトリック・クライグ、ルース・マッセイ、
テノール:マーク・ドーベル、クリストファー・ワトソン
バス:ドナルド・グレイグ、ロバート・マクドナルド、
「究極のポリフォニー”タリス・スコラーズ”」は、CDでしか聴くことができないだろうと思っていましたが、2011年「ビクトリア没後400年記念」の年、なんと今回の日本公演最終日に松本公演が実現してしまいました。
今回は自由席ということで、開演の1時間以上前から長い行列が出来ていましたが、11列目の中央付近の席を確保することができました。
ビブラートを抑えた透明な声とソプラノのどこまでも伸びる高音域、正確な音程、完璧に調和した和声で、ルネサンス教会音楽の演奏における世界最高の合唱団といわれる「タリス・スコラーズ」を目の前で聴ける幸福感、本当に素晴らしい2時間でした。
今回は、没後400年のビクトリア・イヤーにあたり、この作曲家の最上の「レクイエム」が後半に演奏されましたが、前半のトマス・タリスの最高傑作といわれるエレミアの哀歌第1部とともにルネサンス期の最高傑作を聴くことができました。
ザ・ハーモニーホールは、響きのいいホールとして気に入っているのですが、天井の高い石造りの教会で聴けたらどんなに素晴らしいだろうかと、贅沢な想像を膨らませながら聴いていました。
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