« 長野電鉄3600系L3編成解体 長野電鉄屋代線信濃川田駅 その1 | トップページ | 佐渡裕 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 NHK-BSプレミアム・ハイビジョン特集 プレミアムシアター »

2011年6月12日 (日)

4人のソリストによる EARLY MUSIC ソロの世界Ⅱ 第3回 バロックチェロ 鈴木秀美 「バッハの真髄」 あづみ野コンサートホール

6月11日(土) 開演15:15 安曇野市 あづみ野コンサートホール
Img_87591_2 
 J.Sバッハ:無伴奏チェロ組曲第4番変ホ長調BWV1010
        無伴奏チェロ組曲第2番二短調BWV1008
        無伴奏チェロ組曲第6番二長調BWV1012
アンコール
 J.Sバッハ:無伴奏ヴァイオリンソナタ第3番から他 

 バロックチェロ:鈴木秀美 (第4番と2番は4弦、第6番は5弦のチェロ・ピッコロ)

JR中央東線で倒木事故があり、東京からくるお客様を待って開演が15分遅れになりました。
篠ノ井線田沢駅で赤信号停車したので、数日前の篠ノ井駅の信号トラブルが脳裏をかすめましたが、長野指令との打ち合わせが終わり数分で発車しほっとしました。
結局私の乗車していた甲府行は松本で運転打ち切りになってしまいました。
無伴奏チェロ組曲第4番が最初に演奏されました。
バロックチェロ特有の穏やかで豊かな響きがホールに溶けこんでいきました。
やはり古楽器はいいなとしみじみ実感できた充実のひとときでした。
第6番は演奏の前に、開放弦と弦を押さえた場合の音色の違いなどから、なぜ五弦で演奏されなければならないか説明されましたが聴いて納得できました。
また、同じバロックチェロでも思っていた以上に音色の違いが実感でき、別の種類の楽器に感じられることもありました。
演奏の合間のお話の中で、あづみ野と同程度の小ホールで、柳家小三治師匠と二つ目の落語を聴いた時の感想を話されましたが、二つ目の落語は、声ばかり大きく、落語の登場人物が皆同じように聞こえるのに対して、名人芸柳家小三治師匠は、声は小さく聞き手を噺に集中させ、登場人物それぞれの人格描写や性格描写まで感じられるというような話をされましたが、なるほど、これをモダンチェロとバロックチェロに置き換えても当てはまることだと、バロックチェロを目の前で聴いていて思いました。
また、J.Sバッハの無伴奏チェロ組曲は、独奏曲ではあるが、対位法によって二声、三声など多声として聴くこともでき、落語の世界とも繋がっていることがわかったような気がしました。
帰りは車内で、購入してサインしていただいた鈴木秀美著「『古楽器』よさらば」の無伴奏チャロ組曲の項を読みながら帰ってきたのですが、どうもバッハの無伴奏チェロ組曲の対位法を理解するためには、聞き手として耳の残響効果による想像力や記憶力を高める訓練が必要なようです。
今日の朝、録画しておいた佐渡裕さんのNHK-BSプレミアム・ハイビジョン特集を見ていたら、佐渡裕さんも移動中の車中で、桂 枝雀などの名人の落語を聴いているシーンがありました。
やはり、名人の話芸と名演奏を聴かせて入れる音楽家には共通項があるようです。

麦秋のあづみ野
演奏会開始まで時間があったので、コンサートホール付近を一周してきました。
ホールの軒下では、つばめがせっせと餌を運び、上を見上げると、餌になる小動物が多く生息しているのか、何羽ものトビが上空を旋回し、地上では麦秋の季節をむかえていました。
そういえば、大糸線沿線でも麦畑があちこちで見られ、安曇野はコメの産地であるとともに麦の産地でもあるようです。

Img_87441 Img_87561 Img_87571

|

« 長野電鉄3600系L3編成解体 長野電鉄屋代線信濃川田駅 その1 | トップページ | 佐渡裕 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 NHK-BSプレミアム・ハイビジョン特集 プレミアムシアター »

音楽・コンサート・舞台」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 4人のソリストによる EARLY MUSIC ソロの世界Ⅱ 第3回 バロックチェロ 鈴木秀美 「バッハの真髄」 あづみ野コンサートホール:

« 長野電鉄3600系L3編成解体 長野電鉄屋代線信濃川田駅 その1 | トップページ | 佐渡裕 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 NHK-BSプレミアム・ハイビジョン特集 プレミアムシアター »