リューボフ・チモフェーエワ ピアノリサイタル
11月27日 開演 19:00 ザ・ハーモニーホール
ショパン:幻想即興曲嬰ハ短調 Op.66
夜想曲第20番嬰ハ短調 遺作
夜想曲第2番変ホ長調 Op.9-2
練習曲第3番ホ長調「別れの曲」 Op.10-3
練習曲第5番変ト長調「黒鍵」 Op.10-5
練習曲第12番ハ短調「革命」 Op.10-12
円舞曲第7番嬰ハ短調 Op.64.2
円舞曲第9番変イ長調「告別」Op.69-1
円舞曲第4番ヘ長調「華麗なるワルツ」 Op.34-3
円舞曲第10番ロ短調 Op.69-2
スケルツォ第2番変ロ長調 Op.31
シューベルト:即興曲第3番変ト長調 Op.90-3 D.899
楽興の時第3番へ短調 Op.94-3 D.780
リスト:3つのノクターンより第3番変イ長調「愛の夢」
3つの演奏会用練習曲より第2番へ短調゜ラ・レジレッツァ」S.144
ラフマニノフ:幻想的小品集第2番嬰ハ短調 前奏曲「鐘」 Op.3-2
13の前奏曲より第12番嬰ト短調 Op.32-12
イタリア・ポルカ
プロコフィエフ:10の小品組曲第1番「行進曲」 Op.12-1
10の小品組曲第7番゜前奏曲」 Op.12-7
ピアノソナタ第7番変ロ長調゜戦争ソナタ」より第3楽章 OP.83
アンコール
ベートーヴェン:バガテル「エリーゼのために」イ短調 W.oO.59
シューマン:「子供の情景」より「トロイメライ」
リューボフ・チモフェーエワ(ピアノ)
ハーモニーメイト・スペシャルとして、ハーモニーメイト1,000円という格安のコンサートでした。
同じハーモニーホールの2008年5月17日のコンサートは完売だったそうですが、昨日は90%程度の入りでした。
ショパンは、リューボフ・チモフェーエワ独自のスタイルが確立された演奏で、リズムや打鍵の間が独特のものがあり、今まで聴いたことのないような音の重なりや印象が随所にありましたが、素晴らしい演奏ではあるのですが、50分余り連続して聴いていると、演奏スタイルのくどい印象をちょっとを感じてしまいました。
それは、私が今イリーナ ・ メジューエワのショパンに夢中になっているせいかもしれません。
後半の演奏では、それぞれの作曲家の特徴が良く出た素晴らしい演奏でしたが、私はラフマニノフとプロコフィエフが特に気に入りました。
後半は小品集でしたが、個人的にはラフマニノフが数曲とプロコフィエフの「戦争ソナタ」全曲が組まれていればもっと良かったのではないかと感じています。
どれも1曲の演奏時間が短いということで、曲が変わるたびにプログラムを確認する紙のすれる音があちこちから聞こえちょっと興ざめでした。
上の写真は、演奏終了後のサイン会の様子です。演奏と同じように誠実さを感じる笑顔が素敵なリューボフ・チモフェーエワさんでした。
付記:2月11日の「アンドレス・シュタイアー チェンバロリサイタル」のチケットを購入しました。
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