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2010年10月14日 (木)

上岡敏之&ヴッパータール交響楽団 ザ・ハーモニーホール松本

10月13日 開演 19:00 ザ・ハーモニーホールPhoto_4

チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35
ベートーヴェン:交響曲 第3番 変ホ長調 「英雄」 Op.55
アンコール モーツァルト:交響曲第41番「ジュピター」K.551第4楽章

指揮:上岡敏之 
管弦楽:ヴッパータール交響楽団
ヴァイオリン:アナスタシア・チェボタリョーワ

Wuppertal 今回の来日公演では、5つのプログラムが用意され、松本では「プログラムE」が演奏されましたが、全10公演で他に「プログラムE」の演奏会はなく、松本のみの貴重な演奏会になりました。
ヴァイオリンのアナスタシア・チェボタリョーワは、「松本公演のためだけにモスクワから駆けつけてくれる」(ザ・ハーモニーホール情報誌[HARMONY Vol.148])といった1公演のためだけの来日になりました。
白い(少しピンク系?)のステージドレスで演奏するアナスタシア・チェボタリョーワは、まるでおとぎ話のお姫様がバイオリンを奏でているようで、それだけでも魅力的でしたが、演奏も大変素晴らしく久しぶりに良い演奏でチャイコフスキーを堪能しました。
上岡敏之さんの指揮は、指揮者を見ているだけでも楽しめるような独特な動きで、弦楽器パートそれぞれに大きな身振りで指示を出していました(コントラバスは無視されているよう)が、プロのオケなんだから、本番でそこまでやらなくてもというのが私の個人的な素直な感想です(腰痛が心配)。
また、このような無意味の大きな動作は、パフォーマンス以外の何物でもなく、音楽の表現にとっては何の意味もなく、アンサンブルを乱すだけだと思われてなりません。
両曲とも特にベートーベンでは、随所にニュアンスが思いがけず多様に変化して、この演奏会ほど1小節1小節をハラハラどきどきしながら真剣に聴いた演奏会はありませんでした。
ただ、「英雄」はもっとオーソドックスなスタイルの方が良かったのではという思いはありますが、特に第2楽章のスピード感はついていけませんでした。
葬送行進曲なので、第1、第3楽章との対比からいっても、できる限りゆっくりしたテンポでかつ緊張感のある演奏がいいと思っているのですが、いずれにしても「英雄」が苦手だという上岡さんのこれからがますます楽しみになってきました。
オーケストラは、しなやかな音色で統一され、ホールの長めの残響と相まって、心地よい響きを奏でていましたが、ベートーベンとアンコールのモーツァルトで、左側のバイオリンと右側が微妙にずれて聞こえることが何度となくあり、、上岡さんの指揮棒に起因するのではないかと思えて仕方ありませんでした。

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左から
1-2 ザ・ハーモニーホール松本
3 アナスタシア・チェボタリョーワさんのサイン会
4 お疲れのところ、笑顔いっぱいでサインに応じる上岡敏之さん

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