第6回ショパン国際フェスティバル・イン・ジャパン 軽井沢大賀ホール
9月20日[月] 開演14:00 軽井沢大賀ホール
超絶ショパン
ショパン:プレリュードOp.28-15「雨だれ」、ワルツ第3番Op.34-2
ワルツ第7番Op.64-2、ノクターンOp.9-2
ノクターンOp.15-3、2つのノクターンOp.55-1、55-2
4つのマズルカOp.67-1、67-2、67-3、67-4
ポロネーズOp.26-1、想即興曲Op.66、子守唄Op.57、
ピアノ協奏曲第2番(オリジナル・ピアノ独奏版)
アンコール
ゴット・シャルク:バンジョー
シューマン:トロイメライ
ショパン:ノクターン「遺作」
バッハ:プレリュード(シロティー編曲)
即興演奏
シプリアン・カツァリス(ピアノ)
私が出かけた今年のコンサートの傾向として、演奏の良し悪しと観客数は反比例しているようで、空席が相当目立つコンサートでした。
椅子に座るとためらいもなく弾き始めましたが、その演奏は超絶技巧で超繊細、間接的にハンマーが弦を叩いているような柔らかく響きのある音色に包まれた素晴らしい演奏会でした。
一音一音がすべてに心がこめられ、特に「pppp」位の音が静寂のホールに響いていて、観客もそのかすかな音を聴き逃すまいと集中しているのがよくわかりました。
どれも素晴らしい演奏でしたが、アンコールで弾いたノクターン「遺作」は今も耳に残っています。
演奏が終わり、最後の打鍵の音が静かにホールに吸い込まれていきましたが、そのあとの余韻を確かめるように10秒位ホールが静寂に包まれました。
YAMAHAのピアノが、昨日の「高嶋ちさ子ハートフル・ショパン」以上に、静かにそして雄弁にショパンを語っていたのが印象的でした。
昨日の演奏会も、ピアノ協奏曲第2番が終わった途端に席を立つ人や、アンコール演奏中に靴音を響かせて出口ドアに向かう人など、こんな現象は最近の流行なのでしょうか。
169系湘南色撮影のため、一眼レフ(Canon EOS-50D)を持参したので、シプリアン・カツァリスの素晴らしい笑顔が撮影できました。
左から
1 時間があったので、旧軽井沢ホテル方面から、旧軽井沢ホテル「音羽の森」周辺を
散策してきました
2 軽井沢大賀ホール
3 演奏会終了後のサイン会 大勢の人がCDを購入して並んでいました
それほど素晴らしい演奏に感動した人が多かったということでしようか
露出補正あり(EV+1)
上のホール内の写真は、Canon PowerShot G10による撮影です
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