ふれあいコンサートI ~ロバート・マンの音楽~ サイトウキネン・フェスティバル松本
8月20日(金) 開演 19:00 ザ・ハーモニーホール
バルトーク:44の二重奏曲(抜粋)
ヴァイオリン:ロバート・マン、渡辺實和子
<語りと音楽>
イースト・インディアン民話「モンキー・キング」
語り:ルーシー・ローワン
音楽/ヴァイオリン:ロバート・マン
ヴィオラ:店村眞積
シューベルト:弦楽四重奏曲第14番 ニ短調 D.810「死と乙女」
ヴァイオリン:ロバート・マン、渡辺實和子
ヴィオラ:店村眞積
チェロ:原田禎夫
今年90歳になるロバート・マンとルーシー・ローワン夫妻による〈語りと音楽〉とロバート・マンとSKOのベテラン・メンバーによるスペシャル・クワルテットがシューベルトの弦楽四重奏曲を演奏しました。
とても90歳とは思えない演奏で、ロバート・マンの素晴らしい音楽の世界に浸ることができました。
バルトークは、2人のヴァイオリンの音色が一つになってホールに広がり、バルトークがハンガリーをはじめとして、東欧の民俗音楽の収集・研究の成果として譜面にした、独特な旋律と和声がホールに広がり、バルトークの世界に引き込まれてしまいました。
語りと音楽は、ルーシー・ローワン語りと民話の内容に、会場が和やかな世界になりました。
シューベルトの「死と乙女」は、私の好きな曲でもあり期待していたのですが、期待通りというかそれ以上に素晴らしい演奏でした。
ロバート・マンはもちろん、他の3人の奏者が素晴らしいアンサンブルを聴かせてくれ、シューベルトの室内楽の素晴らしさを改めて再認識した演奏会で、「ブラーボー」と拍手が止むことはありませんでした。
こんな素晴らしい演奏会が満席にならないなんて信じられないことです。
上の写真は、演奏会後のサイン会の様子です。相当お疲れのようでしたが、笑顔が絶えることはありませんでした。
左から
1-2 松本駅 3 ザ・ハーモニーホール 4 終演後のロビー
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