小山実稚恵 デビュー25周年記念コンサート 岡谷カノラホール
8 月1日(日) 岡谷カノラホール 15:00開演
ブラームス : ピアノ協奏曲第1番二短調 Op.15
ブラームス : ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.83
ピアノ:小山実稚恵
指揮:山下一史
管弦楽:東京藝術大学学生オーケストラ
カノラホール座席の60%程度の観客でした。
演奏曲がブラームスのピアノ協奏曲ということで、重厚長大で一般受けしないことも要因かと思います。
私自身としても、この曲はここ10年くらいはCDでも聴いていませんし、最近ブラームスにあまり関心がないといえるかもしれません。
どうしてもブラームスをということであれば、個人的には、前半をモーツァルトかショパンのピアノ協奏曲第2番、後半をブラームスのピアノ協奏曲第1番という構成でやっていただくと、ブラームスの重厚な響きがより一層堪能できたのではないかと思いました。
小山実稚恵さんのピアノは大変素晴らしい演奏でしたが、オーケストラはプロではないこともあって、溜めがなく直線的で響きが固く、ブラームスの土台を支える低音域が物足りない感じで、ブラームスのハーモニーと余韻に包まれる感覚は感じられませんでした。
9月には、デビュー25周年を記念して、サントリーホールで今日と同じ曲目で「協奏曲の夕べ」があるとのことですが、演奏会の成功を心からお祈りしております。
注: 上の集合写真は、コンサート終了後の小山実稚恵さんとオーケストラメンバーの記念撮影です。
ご本人にブログへの掲載について承諾をいただいています。
岡谷の「うなぎ」
うなぎのまち岡谷では、「寒の土用丑の日」をキャッチフレーズにうなぎのイベントが行われています。というわけで、今日は私にとっては一足遅い土用丑の日でした。
岡谷駅からカノラホールへ行く途中の「御うな小松屋」でいただきましたが、うなぎは柔らなく口の中で溶けてしまいそうでたいへんおいしくいただきました。
が、岡谷のたれは甘めなのでしょうか。みりん系の甘さだと思うのですが私にはちょっと甘すぎました。
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