保科 高井穂神社弥栄祭(御祭礼) 「天富貴舞」
7月18日(日)梅雨明けの炎天下のもと、保科(長野市若穂保科) 高井穂神社の弥栄祭(御祭礼)が行われました。
今年の神楽当番は、隣地区の町滝崎区なのですが、町滝崎区には神楽がないため、町滝崎区の要請で久保区が神楽を出すことになり、昨年に引き続き2年連続で神楽の出番です。
私は笛担当で、笛を吹く合間に撮影しているので、道中の行列風景など撮影することができませんでした。
高井穂神社の弥栄祭(御祭礼)は地元では「天王上げ」とも呼ばれ、雨乞いと子孫繁栄を祈願する「天富貴舞(あまぶきまい)」が奉納されます。
天富貴舞
「5才児の舞子16人によって、毎年7月の天王上げの時に舞っている」とありますが、少子化で該当する子供の人数が集まらず、数年前が半分の8人にして、5才にこだわらず何とか継続しているのが実態で、各地区とも人集めに苦労しているようです。
天富貴舞
日の本や 東を照らす ひのもとや あづまをてらす
二天の神の誓いには にてんのかみのちかいには
氏子繁盛の 慈雨が降り添う うじこはんじょうの あめがふりそう
遍与 遍与 へんよ へんよ
小砂石の 巌となりて さざれいしの いわおとなりて
二葉の松も色添えて ふたばのまつもいろそえて
千代の初めよ 千代の栄えよ ちよのはじめよ ちよのさかえよ
遍与 遍与 へんよ へんよ天富貴舞は子供の舞ですが、子供たちが舞の所作を覚えるのではなく、後ろで手を添えている大人が2日間にわたって指導を受け、子供たちを舞わせているのですが、それは子供のこと、思い通りには動いてくれない子供もいて後ろの大人もたいへんです。
子供たちは、各地区からそれぞれ1名と、後ろの大人たちは町滝崎区の皆さんです。
そして、舞の指導と歌方は、久保区の長老竹内さんです。
なお、この天富貴舞は、長野市選択無形民俗文化財に指定されていて、長野市のホームページで紹介されています。
http://www.city.nagano.nagano.jp/upload/1/bunka_database_216n.pdf
上段左から
1 元締めの家で町滝崎区と元締めの挨拶のやり取りがあります
2 天富貴舞を舞った後の記念撮影
3-4 元締めの家から、町滝崎のお仮屋に向かいます
2段目左から
1 町滝崎のお仮屋に向かいます
2 町滝崎のお仮屋
3-4 神事の後獅子舞と天富貴舞の奉納
3段目左から
1 天富貴舞の奉納
2-3 お仮屋から高井穂神社に向かいます
4 高井穂神社境内に到着
下段左から
1 獅子舞の奉納
2 天富貴舞の子供たち
3 天富貴舞の奉納
4 納めの獅子舞 元締たちが獅子の鼻と口を押さえ、横で納めの謡いを奉納して
弥栄祭(御祭礼)の終了です。
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